【川口市】2023年で110年を迎えた鳩ヶ谷おかめ市レポート! 招福を願う縁起物を写真でおすそ分け
12月24日に開催された鳩ケ谷総鎮守 氷川神社のおかめ市。
前回の記事では、はじめて参拝する前に神社や周辺を取材した内容をご紹介しました。
今回は当日のようすをレポート。今年も残すところあと数日、来年の招福を願う縁起物の写真をおすそ分けします。
到着時間は15時ごろ。14時からの露店の営業がはじまって間もない時間でしたが、すでに多くの人でにぎわっていました。
神社の参道近くの本町二丁目交差点付近は、明るい時間帯から行き交うのが大変なほどの活気。
露店にはお祭りならではの食べ物を求める人が次々と立ち寄って、食べ歩きを楽しんでいました。私も参拝前に焼きそば、大判焼き、からあげで腹ごしらえ。
参道にも露店が並んでいます。
神社に着くと、本殿にお参りする人の長い列が鳥居の外の坂道のところまで続いていました。本殿へのお参りではなく社務所や熊手商に向かう人は、列に並ばずに自由に出入りできるようになっていました。
境内を奥に進むと、本殿を囲むように熊手がずらりと並んで圧巻です。
招き猫、福の神、鶴、小判などの縁起物の装飾が華やかな熊手。おかめ市と言われるだけあって、おかめが中央に配置された熊手が特に多く並んでいました。
いくつかの大きな熊手には売約済みの札が付けられ、購入した企業の人が受け取りに来るとあちこちから威勢のよい掛け声と手拍子が鳴り響きます。
個人でも購入しやすい小ぶりの熊手もありました。
商売繁盛を願い、前の年より大きな熊手を購入するという習わしがあるそうですよ。
はじめて足を運んだおかめ市(酉の市)ということで小さめの熊手を購入、稲穂を付けてもらって受け取りました。
神棚などの高い場所や、福をかきこめるように玄関に向かって置くのがよいそうです。
無事に熊手を購入できたので、前回の記事で紹介した「ハウオリマーケット ママ&キッズステーション」で休憩してから帰ることにしました。
大人はナチョスで小腹を満たし、子どもは光るくまさんボトルに入ったジュースでひと休み。
17時ごろにあたりが暗くなってくると、さらに人出が増えていました。
華やかな熊手が並んで活気あふれる神社境内とにぎやかな露店のようすは伝わりましたか?
この数年間はお祭りの中止や縮小が続いていましたが、久しぶりにお祭りのにぎわいを体験しました。