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名将が途中就任のハンファ 打順をいじって連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
現場復帰戦に勝利し握手するキム・ギョンムン監督(写真:ハンファイーグルス)

4日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

2日の試合後にキム・ギョンムン監督の就任を発表したハンファイーグルスはスウォンでKTウィズと対戦。ハンファはこの日1軍に昇格したユ・ロギョルを1番、ハ・ジュソクを3番に。また5番アン・チホンは今季初めてセカンドの守備についた。

試合は2回表、8番イ・ドユンの犠牲フライで先制。9番チャン・ジンヒョクが2点適時打で続いて3-0とした。

ハンファは6回には内野ゴロでの1点の後、7番チェ・ジェフン、8番イ・ドユンが連続タイムリーで追加点を挙げた。

上位から下位まで打順を大きく変えたハンファは、7、8、9番がそれぞれ2打点を記録するなど活躍し、試合は8-2でハンファが勝利。キム・ギョンムン監督の就任初ゲームを白星で飾った。ハンファは連敗を3で止めている。

映像:キム・ギョンムン監督復帰後初勝利(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月4日(火)の結果

・LG 3 - 11 キウム(チャムシル)

 勝:ヘイスス(デ・ヘスス)

 敗:イ ミドゥウム

・SSG 1 - 3 サムスン(インチョン)

 勝:イ スンヒョン#20

 敗:チョ ビョンヒョン

・KT 2 - 8 ハンファ(スウォン)

 勝:チャン ミンジェ

 敗:ベンジャミン

・KIA 0 - 6 ロッテ(クァンジュ)

 勝:ウィルカーソン

 敗:イム ギヨン

・NC 1 - 4 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:リュ ジンウク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ウィルカーソンが完封勝利」

ロッテジャイアンツのアーロン・ウィルカーソンがKIAタイガース戦に先発し、今季リーグ初の完封勝利を挙げた。ウィルカーソンは9回108球を投げて被安打5、9個の三振を奪い無四死球での無失点ピッチングだった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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