ひび割れを広げる隙間の雑草。熱湯で根から枯らそう!
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
築年数が古い家にお住いの皆さん。
コンクリートの隙間という隙間から出てくる雑草に悩んでいませんか?
抜いても抜いても途中でちぎれてすぐに次が生えてくるアレです。
以前の記事 鉄筋コンクリートに被害も!雑草に塩はダメ。ゼッタイ。で偉そうに言っている私ですが、この手の雑草に塩を撒いてしまう気持ちも分かります。もちろん撒いてはダメですけれど。
雑草はなんとかしたい。でも子どもやペットがいるから除草剤は使いたくない。
そんな時は熱湯で処理してみてはいかがでしょうか。
コンクリートの隙間雑草は地上部は小さくても根は深く伸びています。
そして根はひび割れを徐々に広げていきます。
熱湯をかけて雑草を根本的に枯らしてしまいましょう。
熱湯は隙間雑草の除去にとても効果的なのです。
隙間雑草をキチンと処理しておくことは、庭仕事というよりは家のメンテナンスになるのかもしれません。
これが隙間雑草
上の写真の緑の大きな葉はホタルブクロ、上下両方にある赤い葉はヒメツルソバです。
共に地下で根を伸ばして増える厄介な雑草、根が残っている限りすぐに葉が出てきてしまいます。
困ったことに隙間雑草はこのタイプの草が多いのです。
手袋をして抜けるとこまで抜く
隙間雑草を抜く時には絶対に手袋をして下さい。指先がコンクリートに擦れて傷になってしまいます。
私は使い捨てのポリ手袋とプラスチック手袋を重ねて着用しています。
(過去記事 【家庭菜園】泥で爪や手を汚さない簡単なひと工夫 を参照してください)
軍手や園芸手袋では小さな雑草が摘まみにくいと思っている方は是非試してみて下さい。
滑らず力が入るのでとても抜きやすくなります。
抜けるところまで抜いたらザッと散らかった土を掃いておきましょう。
見た目は綺麗になっているのでこれで満足してしまいそうですがそれではダメ。
ホタルブクロもヒメツルソバも抜いた時に根っこが切れる感触がありました。
このままではすぐに葉が出てきてしまいます。
熱湯を2回かける
台所から庭まで煮えたぎるやかんを持って移動するのはとても危険です。
私は沸騰させた湯を魔法瓶のマイボトルに入れてかけています。
ひび割れに浸透させるだけなのでそれで十分です。
何しろ熱湯なのですぐに蒸発します。
1回目が蒸発したら、コンクリートが余熱を持っているうちにもう一度熱湯をかけます。
熱湯をかける影響を施工のプロに伺ったら「熱湯はすぐに蒸発するから別に問題ない。ひび割れができた時点で雨水や湿気の水分がもう中に入り込んでいる」とのことでした。
熱湯を2回かけることで雑草を根まで枯らすことができます。
手軽なこのやり方を是非取り入れて欲しいです。
地面の雑草にはイマイチ
熱湯での除草、実はいろいろな場所の雑草で試してみました。
でも地面に生えている雑草にはあまり効果がありませんでした。
熱湯を多めにかけても土の中では根まで一気に浸透していきません。
湯の温度も土に吸収され、すぐに下がってしまいました。
アリの巣には効果的
土が散らかってしょうがないと思ったらアリの巣が出来ていた、なんて経験ありませんか?
熱湯はアリの巣にも効果があります。
そんな残酷な…と思うかもしれませんが、殺虫剤で全滅させるよりかは幾分ましだと考えています。
「アリを根絶やしにしたいわけではない。ここに巣があるのが困るだけ」
そんな時にはあらかじめアリを散らして巣に熱湯をかけて下さい。
多少犠牲者は出ると思いますが、全滅させることなく巣を取り除くことができます。
私も良心が痛むので、少しだけ湯の温度は低めにします。
ただ低くなり過ぎると効果がないので難しいところです。
雑草は小さなうちに処理しよう
隙間雑草は根が深く張らない小さなうちに処理するというのが大事なポイントです。
抜きにくいから後回しにしがちですが、見えない部分がどんどん育ってしまいます。
隙間雑草の放置はコンクリートの劣化を招き、家の資産価値を下げてしまいます。
今からは一雨ごとに大きくなる雑草。
家や敷石の隙間雑草に注意して下さい。
雑草記事はこちらにもあります!growfood365のHP ⇒ growfood365.net
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