東京都台東区/浅草・隅田公園沿いの隠れ家パン屋「Manufacture」は素材の味が光る良店!
◆隅田公園沿いにひっそり佇む実力派パン屋さん
今回は浅草の隅田公園沿いにある隠れ家的パン屋「Manufacture(マニュファクチュア)」をご紹介。
ビルの小さな入り口からエレベーターで3階へ上がった小さな店内には、ナチュラルテイストかつ美味なパンがよりどりみどり。ただし、営業は土日祝日のみなのでご注意を。2023年は12月29日から休業し、2024年の初営業は1月6日からとなります。
◆パン工房の雰囲気を間近に感じられる店内
「Manufacture」は自然素材を使った食事や料理を提供する会社「epietriz(エピエリ)」の運営店舗のひとつ。2015年に1階および2階のカフェ兼バー「SUKE6 DINER(スケロクダイナー)」と共にオープンしました。
赤レンガのタイルがキレイなビルの脇に、小さな入口があります。看板がないと思わず素通りしてしまいそう。
入口からエレベーターで3階に上がります。
上がった先の店内は非常にコンパクトながらも天井が高く、外光が入るためなかなかの開放感。ビンテージ感のあるインテリアがお洒落な雰囲気を演出しています。
また、パン工房も併設されており、パン生地をこねる様子を間近で見ることができるので、「今作っている生地はどんなパンに焼き上がるのかな?」と期待感を誘ってくれます。
横須賀市の安田養鶏場から販売される色鮮やかな「3色たまご」も店内に並び、食材への深いこだわりが感じられます。
◆素朴ながらどのパンも本格的&自然派の味わい
「Manufacture」で販売されているパンは、甘めのパンからバゲット、食パンなど様々。キラキラ感や華やかさよりも、素材の味わいや素朴さが際立っており、どれも安心して食べられる高品質です。
窓際にはベーグルが並び、特にチョコベーグルの真っ黒な質感に少し驚かされます。
雑穀パンはホールとハーフの2種類で販売。雑穀の歯応え・香ばしさ・コクが非常に豊かで、そのまま食べても、チーズを乗せて焼いても、サンドイッチにしても舌とお腹を満足させてくれます。
個人的に特におすすめは、こちらのメイプルピーカンナッツ(360円)。しっかりした固めの外皮の奥に、しっとりしたパン生地の香りとナッツの風味、そしてメープルのほのかな甘みが合わさり、心温まる味わいを楽しめます。
「Manufacture」のお客さんは、いろいろな種類のパンを同時に購入する人や食パンをまとめ買いする人など様々。オープン以来、すっかり地元の人々にも愛されているパン屋となっています。
また、メイプルピーカンナッツやベーグルなどは、隅田公園を散歩中の食べ歩きにもベスト!、隅田川の微風を感じつつ美味しいパンをかじれば、のんびりと幸せな時間を過ごせるでしょう。