7月10日は「ウルトラマンの日」食玩で振り返る初代ウルトラマン!この日、特撮の歴史が動いた!
「ウルトラマン」第1話放送の1週間前、昭和41年7月10日に「ウルトラマン前夜祭」という番組が放送されました。これにちなんで7月10日が記念日に制定されたとのことです。
今回は食玩で初代ウルトラマンを振り返ってみようと思います。
スペック
[身長]40m [体重]35000トン [年齢]約20000歳 [飛行速度]マッハ5 [ジャンプ力]800m [頭の硬さ]鋼鉄の2000倍 [趣味]読書 ※諸説あります
初登場
宇宙怪獣ベムラーを追跡していたウルトラマンは、パトロール中だった科学特捜隊のハヤタ隊員と衝突事故を起こしてしまいます。なかなかのウッカリさんです。
考えた結果、ハヤタ隊員を生かすため同化することに決めたウルトラマン。そして「困ったときに使ってね」みたいな感じで、変身アイテムベータカプセルを彼に渡します。「これ使うとどうなるの?」と尋ねるハヤタ隊員に対して、不気味な笑い声を発するウルトラマン。今でもネタとして使われるこのシーンが第1話の一番の見どころかと。ある意味トラウマシーンです。アテレコをする予定だった本職の声優さんが何らかの事情で間に合わなかったため、別の方が声をあてた結果だと聞いたことがあります。
こうして無事に地球専属のウルトラマンが誕生することになりました。事故った相手がたまたま地球を守る職業の人だったから良かったようなものの、相手が寿司職人だったら、日々寿司を握りつつ怪獣と戦う羽目になっていたかもしれません。
怪獣・異星人
ウルトラマンシリーズには、数多くの個性的で魅力的な怪獣や異星人などが登場しますが、その中でもやはり初代ウルトラマンに登場した怪獣・異星人が最もインパクトがあったと思います。
ベムラー、バルタン星人、レッドキング、ザラブ星人、ゴモラ、メフィラス星人、ダダ、ゼットンなど、枚挙にいとまがありません。
最終回
※ネタバレを含みます
最後の敵はシリーズ中最強と名高いゼットン。1兆度に達する熱々の火の玉を飛ばしてきます。
ウルトラマンが放つ八つ裂き光輪もスペシウム光線も一切通用せず、主人公がまさかの敗北。何度見ても衝撃的です。
ウルトラマンを失ってしまった人類。これからどうなるのかと心配していたら、その後すぐに科学特捜隊がピストルのような小型の銃器でゼットンを仕留めました。科学特捜隊の科学力に脱帽です。
場面は変わって、瀕死のウルトラマンの元へやってきたのは宇宙警備隊のゾフィー。ウルトラマンを光の国へ帰るよう説得します。ご存じウルトラ兄弟の長男ですが、この時点では自己紹介をしていたので面識はなかったようです。
自分が光の国へ帰ってしまうと一心同体のハヤタ隊員が犠牲になるため、なかなか首を縦に振らないウルトラマン。
命を2個持ってきたと言い出すゾフィー。さすが長兄。
こうしてウルトラマンは故郷へ帰っていき、物語は幕を閉じました。
昭和41年7月10日は日本の特撮にとって極めて重要な記念日なのではないでしょうか。この日に特撮の歴史が動いたことは間違いないと思います。記念日を祝って、今日は芋焼酎でも飲みながら初代ウルトラマンを鑑賞する予定です。