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【世田谷・下北沢】駅前に鯛焼店が登場、鳴門金時いも味が美味しかったぞ

奥野大児フリーライター・編集者・ブロガー(東京都世田谷区)

下北沢の駅前、2階にガストのあるビルの1階に鯛焼のお店ができました。以前は携帯ショップだったところです。

十勝産のあずきと鳴門金時いもなどを餡に使った「鳴門鯛焼本舗 下北沢店」で、世田谷区内では三宿世田谷店に続いて2軒目となります。和のスイーツ店はそれほど多くないので嬉しくなり、購入してみましたよ。なお、お店はイートインはなく、テイクアウトのみのようです。

メニューは鯛焼が3種類、もなかが2種類です。同時にたくさん食べられないため、スタンダードな十勝産あずきの鯛焼と、この手のお菓子の餡としては食べたことのない鳴門金時いもの鯛焼(両方とも税込260円)を購入しました。

手前のガラスケースの中には獲れたてピチピチの鯛焼が並び、奥では職人さんが一匹ずつていねいに焼き上げています。一匹ずつ焼いた鯛焼のことを、同店では「天然たいやき」と呼んでいるのだそう。

十勝産あずきの鯛焼を自宅で頂きました。今にも生け簀から飛び跳ねて出てしまいそうな力強さです。

まず、餡が尻尾のほうまできっちり入っていることに好印象。薄皮で和の甘味をしっかり頂けている喜びがあります。甘さはそれほど強くなく、パクパクと進んでいきました。

鳴門金時いもの鯛焼がこちら。手と比べているので分かるかもしれませんが、それほど大ぶりな鯛ではありません。しかしその分、中身はずっしりとしています。

鳴門金時いもはホクホク感が強く、甘みがとても自然で、口の中いっぱいに芋の風味が広がってきました。これ、美味しいです。

この日は家まで持ち帰ったので、焼きたて熱々の鯛焼を食べるわけにはいきませんでした。しかし注文時に焼きたてをお願いすれば、寒い日にも満足度の高い鯛焼を食べられそうです。

餡がたくさん詰まった鯛焼が下北沢の駅前で食べられるのはこれからの生活に甘い彩りを添えてくれそうです。また立ち寄ってみようと思っています。

鳴門鯛焼本舗 下北沢店(HP
住所:東京都世田谷区北沢2-11-8
電話:03-6453-1955
営業:朝10:00~夜11:00

フリーライター・編集者・ブロガー(東京都世田谷区)

1971年生まれ、世田谷生まれ世田谷育ち。20代はDBエンジニア、30代は社内SEで、40代からフリーに。執筆ジャンルはIT・ガジェット・旅・グルメ・歴史など。編集はエンターテインメントメディアを。初めての店で馴染み客っぽくなるのが得意。

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