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ADHD(注意欠如多動症)【歩き方の特徴3選】保育士ママが漫画でわかりやすく解説

【育児マンガ】夢カナエ保育士 介護福祉士

みなさん、こんにちは。発達と育児の支援サポーター『夢 カナエ』です。

わたしは保育士・幼稚園教諭と介護福祉士資格を持つ、神経発達症(発達障害)の子の親でもあります。

今回は、ADHD(注意欠如多動症)の子の【歩き方の特徴3選】をご紹介します。

1 真っ直ぐに歩けない

道の途中で面白そうな物を見つけると、衝動的にそこへ行ってしまいます。

気になる物の前では、じっと立ち止まって、観察を続けているうちに時間を忘れてしまうことがあります。

周りの人からは、無駄に動き回っていると思われることも多く、本人も目的地に着いた頃には、予定外のことでエネルギーを使い果たし、ヘトヘトになっていることもあります。

2 急にUターンする

ADHDの人は忘れ物が多く、途中で思い出して、急に家へ戻ってしまうことがあります。

待ち合わせをしていても、相手のことは忘れて、自分の忘れ物を取りに行くことだけに集中してしまいます。

友達を待たせてしまったり、乗るはずだったバスに乗り遅れるなど、迷惑をかけてしまうことがよくあります。

3 周りの人に気づかない

何かを考え始めると、周りの情報をシャットアウトし、一目散に目的地まで向かいます。

集中モードに入ると、周りに人がいても目に入りません。

近所の人が挨拶しても聞こえず、相手から「無視された」と勘違いされてしまうこともあります。

まとめ

ADHDの人は、好奇心が旺盛でエネルギッシュです。興味があることには、とことん集中します。そして、想像力も豊かです。

歩く時には、興味をひかれる場所に向かって急に走り出したり、楽しさをストレートに表現して動き回ったりします。

周りの人からは、「危ない、目が離せない」と思われることも多いと思われます。

しかし、子どもの頃に多い衝動性・多動性によるトラブルは、歳を重ねるごとに、自制心が働き、減っていくと言われています。

成長とともに目に見える多動性が減り、落ち着きが感じられるようになっていきます。

保育士 介護福祉士

専門職として学童保育や老人介護の現場で、病気や障害を持つ児童や高齢者のケアにあたってきました。自らも、発達障害の診断を受けた子の親として育児に奮闘中。子育てに悩む方のために役立つ情報、専門性のあるケアの工夫を、一般の方にも分かりやすいマンガを通して発信していきます。

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