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フェッド15勝目でNC5連勝/安田権守が25打席ぶり、復帰後初安打で勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
復帰後初安打を放ち、勝ち越しのホームを踏んだ安田権守(写真:ロッテジャイアンツ)

8日のKBOリーグは全5試合が18時30分に開始するも、1試合が降雨ノーゲームで4試合が行われた。

2位SSGランダーズと、SSGを4ゲーム差で追う3位NCダイノスが対戦。キム・グァンヒョン(SSG)、エリック・フェッド(NC)のエース投手が先発登板した。

両投手とも好投するもSSG内野陣に失点につながるミスが続き、試合は2-0でNCが勝利。NCの先発フェッドは7回4安打無失点でリーグトップの15勝目(3敗)を挙げた。NCは5連勝で2位SSGとのゲーム差を3に縮めている。

NCの2番手投手リュ・ジンウクは8回裏のSSGの攻撃を三者凡退に抑え、連続無失点を13試合に伸ばした。

◇8月8日(火)の結果

・トゥサン 5 - 3 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ スンヨン

 敗:チェ チェフン

・キウム 1 - 3 ロッテ(コチョク)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:イム チャンミン

・SSG 0 - 2 NC(インチョン)

 勝:フェッド

 敗:キム グァンヒョン

・KT 7 - 2 ハンファ(スウォン)

 勝:クエバス

 敗:サンチェス

・KIA 中 止 LG(クァンジュ)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「LGは序盤8点を挙げるもノーゲームに」

KIAタイガース-LGツインズ(クァンジュ)は2回裏に55分間雨で中断後、降雨ノーゲームに。LGはKIAの先発ヤン・ヒョンジョンから初回に5点、2回に3点を挙げて8-0と大きくリードするも、試合成立には至らなかった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウムヒーローズ戦の7回裏に1番コ・スンミンに代わって、レフトの守備についた。1-1の同点で迎えた9回表、先頭打者として打順が回り、キウムの4番手投手イム・チャンミンのフォークをレフトに運ぶヒットで出塁。安田にとって25打席ぶり、右ひじ痛で離脱前の5月31日以来のヒットとなった。

安田は1死後、後続打者のヒットで三塁に進塁。続く内野安打の間にホームに生還し、ロッテは勝ち越しに成功した。さらに1点を追加したロッテは3-1で勝利している。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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