ペットボトルで手洗い場を作る方法【裏技】キャンプや災害時でも使える便利な簡易蛇口
警視庁のホームページでも紹介されている便利な「ペットボトルで作る簡易蛇口」に百均アイテムを追加して更に使いやすくしてみました。
簡易蛇口とは水道施設が無い場所でも水を使えるようにする即席の蛇口の事です。
キャンプの時、テントサイトから炊事場まで距離が遠いと洗い物や歯磨きなどが面倒ですよね。
そんな時は、プライベート蛇口をテントのリビングに設置しちゃいましょう。
本記事では、ゴミになったペットボトルを利用して作る簡易蛇口を紹介します。
百均のペットボトルキャップを使えば、片手で水を出したり止めたりできるので、とっても便利です。
必要な材料
製作に必要な材料は以下のアイテムです。
2リットルのペットボトル
ペットボトルキャップ
押しピン
キャンプで飲み干した空のペットボトルがあれば、それを使います。
ペットボトルキャップは百均で購入しました。
このキャップは口でキャップの上部を咥えて引き上げることで手を使わずにペットボトルの飲料水が飲める便利なアイテムです。
作り方
まずはペットボトルの底から少し上の部分に押しピンで穴をあけます。
押しピンをキャンプに持っていく人は稀だと思うので、現地で製作するなら予め用意しておく必要があります。
試しにボールペンの先でもペットボトルに穴があくか実験してみたら、ペットボトルが割れてしまいました…
やはり、押しピンが良いです。
そして、ペットボトルに水を入れて百均のペットボトルキャップでフタをします。
これで完成です。
使い方
片手で水が出せる簡易蛇口の使い方は、まずテーブルの端にペットボトルを立てて置きます。
すると、ペットボトルにあけた穴から水の圧力でジワジワと水が滲み出てきます。
しかし、しばらくすると水圧が下がるので水は止まります。
水を出す時は片手でペットボトルキャップを引き上げます。
すると、水はキャップから入ってきた大気圧で押されるのでペットボトルの穴から勢いよく出てくるのです。
吹き出してくる水の線は細いですが、意外と水圧があります。
そして、水を止める時は指1本でキャップを上から押さえるだけです。
両手を使って洗い物ができ、ワンタッチで水を止める事も出来るので便利です。
最後に
この方法だと水を少量しか使わないので、キャンプの時だけでなく災害時にも有効です。
覚えておくとイザという時に役立つと思いますので、ご参考までに。