1ドル160円 円安とインフレ時代の資産の育て方 世界の超富裕層の投資と仕事の思考法
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。一代で100億円以上を築いたジム・ロジャーズさん級の超富裕層のアメリカ人女性(40代)を東京で6日間アテンドをしていました。その方から学んだ超富裕層の投資と仕事の思考法、富裕層ビジネスのトレンドやポイント等をお伝えしたいと思います。
その方は20歳の時に最初の1億円を手にしたという40代の女性の投資家で、シンガポールにシングルファミリーオフィスを開いており、不動産を含めたコモディティで大成功し、世界中に資産があります。もちろん、ジムさんのこともご存知でした。ジムさんのように、日本で本を出してメディアに出たいと言っていたので、そのうちその方の仕事もするかもしれません(笑)。
今、世界の富裕層の間で定住せずに、旅行をしながら生活の拠点を複数持つというスタイルが流行っているようです。現在は複数国で不動産や子供の教育基盤を持っており、日本も検討しているようでした。3つや4つの国の学校に子供を通わせている方が結構いるのです。
多くの国では学生ビザを出し、保護者も一定期間であればビザなしで旅行することができたりします。日本の場合、アメリカのパスポートだと90日滞在が可能です。
超富裕層のアレンジは税金、ビザ、不動産、教育、生活周りなど全てのサービスをワンストップで提供をする必要があります。何か一つでもピースが当てはまらないと、全てが成立しないということがあるからです。気に入った学校や不動産が見つからなければ、税金など重大なデメリットが出てきたら、プロジェクトはなくなるからです。
そのため、外国人が不動産を購入する税金に慣れている税理士、ビザ専門の行政書士、不動産コンサルタントなどの専門家を集めてお客様と英語で会議をしました。
また、普段シンガポールの学校情報をアップデートしていたのですが、東京のインターや私立に通わせているお友達のネットワークを使って情報収集をしました。こういうときにママ友ネットワークは活きます。
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