新築の建設やリフォームを今すべきでない理由と、お買い得な住宅の購入方法【工務店さんが漏らした本音】
私たち夫婦はよくDIYでものづくりをするので、ホームセンターや材木屋で木材を購入する機会が多いです。
2021年から続くウッドショックの影響で、ちょっとした買い物でも「高いなー」と思うのが正直なところ。同じような経験をされた方も多いはずです。
知り合いの工務店さんと話していても、新築を建てたり、大規模なリフォームは「今すべきではない」というのが本音らしく、嘆いていらっしゃいました。
今回はその内容について共有します。
木材価格の高止まりが続いている
建築木材は海外からの輸入品に依存しているのが日本の実情です。
依然としてコロナ前に比べると割高で、店頭価格は高止まりが見受けられます。
ウッドショックはピークアウトこそしているものの、2024年以降も輸入材において当面の間は高値が続くことが予想されます。
木材だけではない物価高
世界情勢不安や円安など様々な要因が立て続けに起こり、物価高が続いています。
建設する建物の内容によって工務店から商社、設備屋、電気屋などの外注先に仕事が割り振られるわけですが、「どの業者も3年前に対して大幅に見積もりの価格がアップしている」とのことでした。結果的に家全体の価格が大幅アップしてしまいます。
価格面が理由で、今すぐに新築を建てたり大規模なリフォームをおすすめできないし、先行きも不透明だというのが工務店さんの本音のようでした。
お買い得な住宅の購入方法
では、住宅自体を購入すべきではないかというと、抜け道があるとのこと。
それは「コロナ前に材料の仕入れを済ませて建てられた家」を探してみることだそう。
具体的には、ハウスメーカーや工務店のモデルハウスとして建てられた物件や、建売の新古物件などを探してみると、お得な物件に巡り会えるチャンスがあるかもしれません。
工務店さん曰く、「うちもモデルハウスがあるけど、同じ建物を今新たに建てるとなると驚くほど高くなってしまう」そう。
物価高、円安、世界情勢不安など、マイホームを購入するには逆風が多いですが、少し前に建てられた家を狙ってみることで、もしかしたら運命の家との出会いがあるかもしれません。
参考になれば幸いです。