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【富田林市】道頓堀から富田林へ!スポタカのフェアープレイ像が、滝谷不動明王寺の山上駐車場でひっそりと

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

大阪南の繁華街、道頓堀の北側にはスポタカ(スポーツタカハシ)がありますね。一見富田林とは無縁の話のようですが、実はスポタカの前にあったフェアープレイ像(通称:タカハシ君)が、滝谷不動明王寺に移転するというニュースを6月ごろに知りました。

1、6月・大阪道頓堀

移転する日などの情報もあったので、その直前に道頓堀の像の前に行ってみることにしました。余談ですが、南海なんば駅からの行き先で「河内長野」だけが大きく表示されています。

道頓堀橋に向かいます。それにしても大阪市内は緑が少ないですね。

スポタカのフェアープレイ像、タカハシ君は道頓堀橋の北詰、ドン・キホーテ正面入り口の横にありました。

こちらです。これが6月まで道頓堀にあったフェアープレイ像です。

フェアープレイ像(SPOTAKA)と書いてありますね。

説明文があります。引用しましょう。

塩崎宇宙=明治44年大阪市西区堀江生まれ48年間「青少年の成長と平和」をモチーフにした創作活動を続けました。

明治から続く「高橋旅館」から大正12年に「運動具店」を創業した初代勝雄が、戦後荒廃したこの国の青少年に過去も現在も、そして未来も将来があるとすれば、「愛と信頼」「協調と清貧」そして凛とした「フェアープレイ精神」を持ち続けることを共通のテーマにして流れる塩崎の作品に感銘し、昭和40年に制作を依頼した。
現在ミナミ区の、待ち合わせの人気スポットの1つで、ニックネーム「タカハシ君」と親しみを持って呼ばれ「水の都大阪」を象徴する道頓堀橋のたもとで、往きかう人達に、静寂の中にも前方に向かって力強く走っているその姿が、人々に輝かしい「希望の光」を与え続けている。

タカハシ君の像が移転する理由は、スポタカ本社が「スポタカビル北館」に9月ごろに移転するからとのことでした。

ドン・キホーテに向かって走っているように見える様子もこれが見納めです。

2、7月・大阪道頓堀

6月で移転が決まった像ですが、滝谷不動にすぐ移転されるわけではなかったようです。7月の時点では移転していなかったのですが、念のため本当に像がなくなったのか、道頓堀を再訪しました。すると像は確かに無くなっています。

像があったところが砂地になっています。それにしても道頓堀で砂地を見るのは極めて異例なことかもしれません。

さて、砂地の先に小さな看板があります。

札を見ると、8月に滝谷不動尊に移動してお目見えするとのことでした。

3、8月・滝谷不動明王寺

8月下旬、滝谷不動尊の近くに行く機会がありましたので、像があるかどうか確認してきました。

結論を言えば、可能性の最も高いと思われるところで見つけました。場所は山上の駐車場です。わかりやすく言えばLOVEとんだばやし全国陶器まつりが行われている場所です。

平日なので、山上の駐車場へ車では上がれません(閉鎖していました)が、徒歩で階段を上がれば行けました。

駐車場に上がると、遠くで走っている像を見つけました!

近づいてみると、確かに道頓堀にあったフェアープレイ像(タカハシ君)です。

台座ごと移転したようです。

横から眺めてみましょう。街中だったのが緑の中を走っています。

一生懸命走っている姿を見事に描写していますね。

上で引用した説明版も含めて、滝谷不動尊の駐車場の横にひっそりとありました。

道頓堀では60年間人の動きを見続けてきたというスポタカのフェアープレイ像「タカハシ君」。さて新天地である滝谷不動尊の駐車場ではどのくらいの期間みんなの様子を見続けるのでしょう。60年はもちろんのこと、末永くこの地にいてほしいと思います。

滝谷不動尊の駐車場にあるスポタカフェアプレイ像

住所:大阪府富田林市彼方

アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩25分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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