【月に1回でOK】オキシクリーンでゴワゴワのタオルを給水力抜群のふわふわタオルにリセットする方法
こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。
買ったときはフワフワだったタオルがゴワゴワになってしまった・・・
いくら柔軟剤を入れてもフワッとしない、汗を吸わない。
そんな経験はありませんか?
本日は、人気のオキシクリーンを使ったタオルのリセット方法を紹介します。
月1回のお手入れで、買った時のような給水力抜群のふわふわタオルにリセットできますよ。
ゴワゴワタオルの原因は使いすぎた柔軟剤
最近、タオルがゴワゴワしてきたから柔軟剤を増やしてみよう。
そう思う方も多いかもしれません。
残念ながら、それは逆効果です。
基本的に柔軟剤は繊維の表面を油膜のようなものでコーティングして滑りやすくする効果があります。
ものすごく単純にいうと柔軟剤=油です。
水を弾く油膜でコーティングするので、柔軟剤を使うとどうしても給水力は落ちてしまいます。
そして、規定量以上の柔軟剤を使うと通常の洗剤で落としきれない油汚れとなって繊維に残ります。
この油汚れが繊維に蓄積されることで、タオルは硬く給水力が落ちてしまうんです。
柔軟剤の使いすぎでゴワゴワになってしまったタオルは、繊維に残った柔軟剤をしっかり落とすことでふわふわとした肌触りと給水力を復活させることができます。
月に一回のオキシ漬け
蓄積した柔軟剤(油汚れ)は酸性ですので、弱アルカリ性のオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使って中和して落とします。
浴槽に40〜50度のお湯をはり、オキシクリーンを溶かし入れます。
自動お湯張り機脳のあるお風呂なら、最高温度、最低水量に設定してください。
私は15Lのお湯を使うので、オキシクリーンは付属のスプーンに4杯ほど
オキシクリーンを溶かしたお湯にタオルをつけ込みます。
つけ込み時間は2時間ほど、汚れがひどい場合は一晩つけ置きしてもOKです。
つけ置きが終わったら洗濯機で洗いますが、そのときは洗剤を使いません。
つけ置きしたタオルは水を含んで重くなっているので洗濯機の自動運転にすると水量は最高位になると思いますが、そのままの水位で洗濯機を回します。
たくさんの水で洗うことと洗濯機の洗濯〜すすぎまでの工程すべてを “すすぎ”使うことで、漂白剤の成分もタオルに残しません。
タオルからいらない成分を完全にOFFします。
※できればすすぎも2回をおすすめします。
ドラム式の場合は乾燥までがワンセット
「給水力が落ちた」「柔軟剤を使ってもタオルが柔かくならない」と相談を受けることがあるんですが、その場合はドラム式洗濯機を使っていて乾燥は天日干しをしているという方が多いです。
タオルはループ状のパイルを立ち上がらせることでふんわりと包み込むような質感になるんですが、ドラム式の洗濯方法はたたき洗いです。
たたき洗いだとどうしてもパイルが寝てしまい残念な質感になってしまいます。
洗濯の後で、回転式の乾燥機をかけることでパイルがふんわりと立ち上がるのですが、天日干しだとパイルは倒れたままふんわりとはしません。
ドラム式+天日干しの場合は柔軟剤をいくら使ってもふんわりとは仕上がらないんです。
どうしても天日干ししたい場合はタオルを10回くらい乱暴にふりさばいてから干すとパイルが立ち上がりふんわりします。
また、天日干ししてから乾燥機に10分ほどかけるだけでもふんわりするのでお試しください。
直射日光もゴワゴワタオル原因になります
綿やウールなどの天然繊維には微量の水分が含まれています。
夏の直射日光は繊維に必要な水分まで乾燥させてしまって、繊維を硬く脱水状態にしてしまいます。
ふわふわと柔らかい質感にしたい場合は、風通しのよい日陰に干す方がベストです。
給水力抜群のふわふわタオルを作る方法 まとめ
古い柔軟剤がタオルに残ることで給水力はどんどん損なわれていきます。
月1回、タオルに残った柔軟剤や汚れを完全OFFすることで、ゴワゴワになってしまったタオルが買った時のようにふわふわタオルに復活することがあります。
給水力やふわふわ感がなくなってきたなという場合は柔軟剤を増やすのではなく、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使って月一回のタオルリセットをしてみてくださいね