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【西宮市】栗の真髄、ここに極まる!菓一條さんの丹波栗100%『極上栗きんとん』で秋を堪能 数量限定

RonyaAnimal Lover ・Webライター(西宮市)

西宮が誇る有名老舗和菓子店「菓一條 永久堂吉宗」さんの『極上栗きんとん』のご紹介です。

季節限定、数に限りがあるので早い者勝ちです。

「菓一條 永久堂吉宗」さんは、テレビ、雑誌、新聞、ラジオなど多数のメディアに紹介されている名店です。
阪急夙川駅から西へ徒歩1分、山手幹線沿いのレトロな雰囲気の建物の中にあり、和菓子販売店と共に甘党喫茶も併設されています。

和菓子販売はこの「栄久堂吉宗」さんの入口から。オープン時にお伺いしたのですが、常連さんと思しきお客さんが次々に来店されていました。

焼き菓子、お饅頭、おぜんざい、最中など、オリジナルの和菓子が沢山販売されています。

進物用に人気の焼き菓子の詰め合わせや美しい季節の上生菓子。上生菓子は毎日8〜15種類を販売。Instagramでも多数紹介されているので、ぜひご覧ください。

季節限定の桜や母の日のカーネーション、そして雲井稲荷のお狐さんのお饅頭など、可愛らしいデザインが女性の心を惹きつけますね。是非それぞれの季節でいただいてみたいです。

こちらも女性が大好きな可愛い和三盆。私は以前、海外の方へのお土産に購入しました。

ハロウィーン用のお菓子も。
「和風ラムネとこんぺいとう」(税込 820円)和風ラムネに興味津々。

ジャパン・フード・セレクションでグランプリを獲得した、こちらが元祖『パンに合う粒あん』 (税込 750円)も購入できます。この『パンに合う粒あん』については、次回実食してじっくりとご紹介させていただきますので、お楽しみに。

昭和レトロモダンな雰囲気が懐かしい感じの甘党喫茶「茶廊 菓一條」さんでは、本格和スイーツに、人気メニューの『小倉ホットサンドトースト』、夏はかき氷、冬はおぜんざいなど。そして「赤飯御膳」などのお食事系もある多彩なメニュー。サイフォン珈琲、ダッチ珈琲などこだわりの珈琲も味わえます。

今回はこちらでお目当ての『極上栗きんとん』をいただきます。

二代目・吉川壮一社長にお話を伺いました。吉川社長は西宮市技能厚労賞を受賞されており、和菓子講師もしていらっしゃいます。

「栄久堂吉宗」さんは天保元年(1830年)大坂で創業、先代のお父様が独立して、西宮で45年ほど前に「菓一條 栄久堂吉宗」としてオープンされました。店名の「菓一條」には、菓子作り一筋に励むという意味が込められているそう。

吉川社長には、修行時代やあんこの炊き方、上生菓子についてのお話も興味深く楽しく伺わせていただきました。
季節の上生菓子は色も形も素晴らしく、工芸品のような繊細な作りなのですが、生物(なまもの)なだけに1個1分以内で作らなければならないそうで、驚きました。伝統と匠の熟練の技があればこそ本物が生まれるものなのですね。

そして、栗の和菓子のラインナップを並べて下さいました。

婦人画報のお買い物サイトにて購入が可能な半生菓子『縁く栗(えんくくり)』(税込 1,840円)
栗がたっぷり入った贅沢な『栗蒸し羊羹』(税込 1,800円)
栗1個丸ごと入った栗饅頭『栗のあらわれ』(10個入り 税込 3,400円)

そして国産栗の『栗きんとん』(税込 500円)
丹波栗の『極上栗きんとん』(税込 540円)

茶廊では生栗100%のモンブランがいただけます。(お持ち帰りもあり)税込 770円。完全予約制です。

実はなんと、「菓一條 栄久堂吉宗」さんが生栗100%のモンブランの元祖なのだとお伺いしました。栗きんとんの栗を使用したモンブランを、茶廊で提供されたのが日本初なのだそうです。

40年ほど前、当時は洋菓子屋さんが栗のペーストを使ってモンブランを作っていたのですが、栗きんとんの技術を応用して生和栗からモンブランケーキを開発し、始められたとのことです。それが今や日本全国どころか世界的に広まったということですね。

では、『極上栗きんとん』のご紹介です。

契約栗農家さんから直送の丹波栗はこんなに大きく、ずっしりと見ただけでも重みを感じるほどの大きな栗です。
こんな立派な丹波栗を業務用ではなかなか使われないそうです。特に今年は異常な暑さの影響で、卸売市場でも最高価格となっているほどお高いもの。

その丹波栗のきんとんを楽しめるなんて、贅沢の極みと言わざるを得ません。

届いた栗をすぐに蒸して、中身を取り出し、裏ごししてからお砂糖を少しだけ入れて炊きあげ、一粒ずつ茶巾しぼりにされます。

2024年産丹波栗の『極上栗きんとん』(税込 540円)

茶廊にて、日本茶と共に『極上栗きんとん』をいただきました。

淡い栗色に秘められた丹波栗の上品で芳醇な香りと自然の甘み、そのひと口が期待を超え、とろけるような口溶けと感動的な美味しさに思わず「ヤバイ」と言ってしまったほどでした。

しかし、この丹波栗の格別の味わいは言葉では確かに言い表すことはできません。
この時期しか味わえない貴重な逸品ですので、ぜひ実際に味わってみて下さい。

『極上栗きんとん』は数量限定で売り切れ次第終了です。

どうぞ皆様も「菓一條 栄久堂吉宗」さんへお急ぎください。

西宮阪急百貨店1階の「銘店の味」コーナーでも「菓一條 栄久堂吉宗」さんの『パンに合う粒あん』『笹ういろ』『雲井稲荷饅頭』などの製品を購入できます。

≪店舗情報≫
【店名】菓一條 栄久堂吉宗
【住所】西宮市羽衣町7-26 ミズキアルペジオ夙川 1F
【電話】0798-36-5431
【営業時間】菓一條栄久堂吉宗(和菓子売店):9:00~18:00
茶廊 菓一條 (和風甘党喫茶店):9:00~18:00(ラストオーダー17:30)
【定休日】木曜日(正月、お盆、年末、紋日、祝日の場合営業)
【HP】菓一條 栄久堂吉宗
【Instagram】和菓子屋 菓一條

Animal Lover ・Webライター(西宮市)

大手企業のCM制作のADやスタイリストなどの経験を経て渡米。NYで遊学。国際結婚をしてヨーロッパに移住。家族で帰国後、Webライターとしての活動開始、現在に至る。大好きな西宮ならではの美味しいもの、楽しいことなどを探し出してご紹介します!また、ワンちゃん猫ちゃんとの生活をより楽しく豊かにするための情報もお届け。フォローよろしくお願いします!

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