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【府中市】秋本番を前に、10月上旬、武蔵の國の酒まつりが開催されました。

sato地域ニュースサイト号外NETライター(府中市)

大國魂神社内にある松尾神社で醸造の守護神が祀られている縁から開催されているイベント「武蔵の國の酒祭り」。今年は、2024年10月5日(日)に開催されました。2部構成の本イベント、各部とも電子チケットは500部用意されていましたが、9月の下旬に購入しようとしたところ既に完売。府中市観光情報センターで販売されていた100部限定のチケットを急いで購入するほどの大人気イベントです。

当日はあいにくの雨模様でしたが、会場は大変な賑わいを見せていました。お猪口を受け取り、いざ会場へ。イベントステージや飲食コーナー、そして東京蔵元や各県のお酒がずらりと並ぶ(東京を含む42県141種類とのことです! )、壮観な光景が広がっていました。Miss SAKE JAPANの皆さんがお出迎えしてくださいました。

東京都酒造組合の10蔵が参加した本イベント。お酒をいただくたびに、各蔵の方々がとても丁寧に説明してくれました。東京という小さな地域内でも、「こんなにも味が違うのか! 」と何度も驚きました。

麹の風味や、同じ酒米を使っていても全く異なる味わいになることが興味深かったです。もちろん府中の蔵元である國府鶴さんも参加されており、やっぱり絶品でした。

さらに「東京の蔵元社長を探せ!」というイベントも同時開催され、社長に話しかけると似顔絵シールがもらえるという楽しみもありました。少し緊張しながら社長さんに声をかけ、蔵元の歴史やお米・麹の種類について学ぶ機会にもなり、とても貴重な体験でした。東京の蔵元さんのお酒はあまり知らなかったのですが、今回のイベントでたくさん「推し」ができました。

どの社長さんも来場者と楽しそうにお話されていて、一般の消費者にとっても素晴らしい交流の場だったと思います。私も2人の蔵元社長さんとお話しできました。お二人とも素人の私に優しく丁寧に教えて下さり、酒づくりの魅力を感じました。来場者は全国のお酒を堪能し、フードも青木屋さんをはじめ充実していました。

蔵元さんが選ぶ、「ソーダ割で美味しく楽しめる日本酒」を頂けるブースもありました。すっきり頂けたり、そのままよりも香りが立っていたりして面白かったです。

雨天でしたが、皆さん雨にも負けず傘とお猪口とパンフを持ち、東京と全国の日本酒に舌鼓を打っていました。来年もぜひ、蔵元さんとじっくりお話しながら楽しめたらと思います。

全国の日本酒もたくさん並んでいました
全国の日本酒もたくさん並んでいました

これから秋本番、各蔵元さんの「秋あがり」が楽しめる時期になってきますね。適量を意識しながら美味しく楽しみ、自分好みの味、蔵元さんを見つけてみてはいかがでしょうか?

蔵元さんの半天姿がずらりと並んでいるのは壮観でした。格好良かったです。
蔵元さんの半天姿がずらりと並んでいるのは壮観でした。格好良かったです。

●大國魂神社:東京都府中市宮町3-1

地域ニュースサイト号外NETライター(府中市)

これまで約10市町村で生活をし、最近府中市が生活圏になりました。それぞれの地域で素敵な文化に触れ、溶け込んできた経験を活かしたいと思っています。府中市に関わる人がもっと府中市に愛着が湧くような情報をお届けします!

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