韓国型戦闘機KF-21ポラメ初飛行
7月19日、韓国の国産戦闘機KF-21ポラメが初飛行に成功しました。15時40分に離陸し、16時13分に着陸しています。今後2千余回に達する飛行試験を行う予定で、各種性能確認および武装適合性などを確認する予定です。
【韓国国防部のKF-21初飛行の公式動画】
KF-21ポラメはステルス性を意識した設計ですが、内装式の兵器倉は装備しておらず、空対空ミサイルを胴体下に半埋め込み式で装着するのが特徴です。今回の初飛行の時点で空対空ミサイル「ミーティア」の模擬弾を搭載して特徴をアピールしています。
ミサイルの胴体下への半埋め込み式の搭載はステルス性をある程度は高めますが、完全ではありません。KF-21ポラメは将来的に内装式の兵器倉を搭載する予定で、現時点でも既にその為の空間は機体内部に確保しています。改良型で内装式の兵器倉を実装した際に、KF-21ポラメは真の意味でステルス戦闘機になるでしょう。