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「一日1か所だけ片づける」と決めたのにできない自分はダメなのか?簡単そうなのにできない原因とは

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

「1日1ヶ所だけ片づける」

と決めているのに、できない自分はダメだと言っている人がいました。

とてもいい目標にみえるけれど

きっと1日の中でたった1か所だけ片づけるのであればできそうな気がするので「毎日やる!」と決めたのでしょう。

自分が決めた通りにコツコツやって成果を出せるのはよいことですが、それができなかったからと言って決してダメなわけではありません。

その他に似たようなものだと

●1日10分だけ片づける
●1日一個だけ捨てる

このようなものがあるのではないでしょうか。

簡単そうなのにできない原因

このくらい小さな事ならできるから毎日やろうと決めたのにできないのには原因があります。

原因その1.何となく始めた

そもそもそれは何のために始めたのでしょう、何のためにやっているのでしょう、

意外と何も考えず、たった1か所だし、10分だしできるだろうととりあえずはじめる人が多いのではないかと思います。

原因その2.実はその目標は小さくなかった

もし「家を片づける」という大きなゴールがあったら、そのゴールに向かうための小さな目標が必要です。

しかし、小さな目標だと思って定めたことが、いざ始めてみたら意外と様々なハードルがあり今の自分にとっては全然小さな目標じゃなかったということはないでしょうか。

毎日1か所片づけると決めたのに、いざ始めようとしたら1か所は一体どのくらいの範囲なのかが自分の中で定義できてなかったり、

1日一つだけ捨てると決めていたのに、捨てるモノを探していたら時間だけが過ぎていき、モノを手に取り考えるのが面倒になってしまったという話を聞いたことがあります。

できないと自分を責めている時間はムダ

大きなゴールのためには小さな目標が必要ですが継続できないのであれば、それをやり続ける意味を自分自身がわかっていなかったり、そもそも自分にとって全然簡単なコトじゃなかったという場合が多いです。

「一日1か所だけ片づける」と決めたのにできない自分を責めている時間は無駄です。そんな時はスパッとやめて次に進めばよいでしょう。

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★藤原友子★
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小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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