【京都市東山区】え? ここ寺院の境内ですけど? ナビを調べたら建仁寺を通り抜けるルートがでました
道案内の強い味方と言えば、スマホの地図アプリです。筆者もGoogleMapで周辺の検索をしたり、目的地までナビに使っています。ある日、川端通の団栗橋の付近からコインパーキングまでの経路の検索をしたところ少し面白い順路が出ました。
こちらがそのナビなのですが、最短距離として祇園にある建仁寺の中を通り抜けるルートが出ています。
建仁寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の大本山の寺院で、東は東大路・西は大和大路通・北は団栗通り・南は八坂通りに面していて、京都市内において広大な境内を誇っています。
そのため、東大路~大和大路通や団栗通り~八坂通り間で移動の際には、建仁寺の中を通り抜けたほうが早いだろうなとは思っていましたが、まさかGoogleMapでもそのルートが表示されるとは思いませんでした。
建仁寺は境内の歩道が石畳で舗装されているので、歩きやすいです。
よく見ると境内の一部には自動車が入ってきていたり、自転車で移動している人もいたり、近所のスーパーの買い物袋を持った人がいたりと、地元の人の生活道路として使われているところもありました。
境内の中なので自動車が通ることはめったにありませんし、のんびりと安全に歩くことができるので、ナビの経路に含まれるのも納得です。出会った鳩も人慣れしているのか、横を通っても逃げることなくのんびりとしていました。
実は寺院などの私有地がGooglemapのルートに含まれることは、寺社仏閣の多い京都ではまれにみられ、八坂神社・丸山公園などもルートに含まれています。特に京都市上京区の京都御所は烏丸通・東は河原町通と京都の中でも大通りに面しているため、ルート検索で御所の中を通り抜けるルートが出たりします。
いつもの歩きなれた道でも、ナビだと面白いルートが出ることもあるので、一度試してみてくださいね。