臨床数が15,000件を超える心理臨床家が考える 【人生がうまくいかない人の特徴11選】その2。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「人生がうまくいかない人の特徴、その2」です。
その1 は、コチラ から読むことが出来ます。ぜひ、お読みください。
私(竹内成彦)は、人生がうまくいかない人、
人生がうまくいっていない人には、下記の特徴があると思っています。
01.ケチ。
02.怠け者。
03.根性なし。
04.怒りん坊。
05.嫉妬深い。
06.情報に疎い。
07.他責傾向が強い。
08.素直さが足りない。
09.身の丈を知らない。
10.今を生きていない。
11.感謝の気持ちが足りない。
以上です。
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上記を少しばかり掘り下げて、綺麗ごと抜きで、お話したいと思います。
※ 心理カウンセラーはいけないですね。綺麗ごとを言うことが多いですからね。
05.嫉妬深いのはいけません。
誰もが負けず嫌いです。「負けるのが好き」という人は、基本いません。でも、嫉妬深い人は、人の幸せや成功を見ただけで、胸くそが悪くなるのです。なんて不幸なのかと思います。友人・知人のFB(フェイスブック)投稿に、「いいね」がたくさんついただけで、不愉快な気持ちになるのです。これでは、生きづらい筈です。友人・知人に「いいね」がたくさんついても自分の生活が脅かされることはありません。にも関わらず、嫌な気持ちになってしまうなんて、一体どうしたことかと思ってしまいます。
嫉妬心が強い人は、自分の内で嫉妬心が沸きあがったら、その嫉妬心に気付き、その悔しい気持ち・苛立つ気持ちを、自分を向上させるために使いましょう。そう嫉妬心をプラスのエネルギーにするのです。そして嫉妬の対象に対して、余裕をぶちかまして、拍手と声援を送りましょう。そうすれば、あなたは、人望が身に付き、今よりきっと人生がうまくいくようになります。
06.情報に疎いのはいけません。
世の中には「お金が欲しい、お金が欲しい」と言いつつ、少しもお金の勉強をしない人がたくさんいます。「お金の稼ぎ方」も「お金の貯め方」も「お金の殖やし方」も「お金の使い方」も、正しく知らないのです。それで、宣伝上手のコンサルタントにお金を騙し取られたり、ネットに落ちている程度の情報しか教えてくれない起業塾に大金を支払ったりしています。楽して簡単に稼ぐ方法などないのに、そういう方法を血眼になって探したりもしています。
とまあ、偉そうに言っている私も、書籍で読めば知ることが出来る心理療法を学ぶために、数十万円のお金を支払ったことがあります。無知は罪ですね。
未だに、iDeCoもNISAもふるさと納税も知らない人はヤバいです。もっと勉強してください。正しい情報にアクセスしてください。そうしないとあなたは、いつまでも人生がうまくいかないままです。
情報に疎い情報弱者は、貧乏まっしぐらになりかねません。貧困は怖いです。気を付けましょう。努力しましょう。はい、私(竹内成彦)も頑張ります。
07.他責志向が強いのはいけません。
他責志向が強い人は、自分の人生がうまくいかないのは、「政治が悪い」「社会がおかしい」「世の中が狂っている」と言ったりします。これでは、人生がうまくいく筈がありません。
私のカウンセリングルームに、時おり、「私が生きづらいのは、親の育て方が悪かったからだ」「私は、親が私に愛情を注いでくれなかったら、幸薄い人生になった」「私は、父親も母親もブスだから、私もブスになり、男性にモテなくなった」「私は、親が貧乏だったから、いつまでも貧困から抜け出せない」等と訴えるクライアントがご来室されます。
そういう方は、私が一生懸命に話を聴き、有益な助言を与えても、「私のことを、ちゃんと理解してくれなかった」「助言の仕方が悪かったので理解できなかった」「カウンセラーが、私をしっかり叱らなかったら、また私は悪事をしでかしてしまった」等と言います。
なんでもかんでも、人のせいにしていては、人生がうまくいく筈ありません。そういう方に対しては、自己責任という言葉を胸に刻んで欲しいと思います。
世の中には「親ガチャ」という言葉がありますが、私は、親をも自分の意志で選んで生まれてきたと思っています。「好きで生まれて来たんじゃない」とか思わず、「勝手に産み落とされたわけじゃない」と思っています。← 私は、俗にいう、スピリチュアルカウンセラーではありません、念のため。
08.素直さが足りないのはいけません。
素直さは非常に重要です。素直さが足りないと、人生が好転していきません。
今から述べる事例は、私の創作ですが、例えば私のカウンセリングルームに、パニック障害の人が訪れたとします。そのクライアントは言います。「私は、今まで、いろんな治療法を試してきました。たくさんのクリニックにも行きましたし、たくさんのカウンセラーにも会ってきました。そして、パニック障害の本もたくさん読みました。でも、私のパニック障害は治りません」
私は、クライアントの話を熱心に聴くのですが、彼女の知識は薄く、ところどころ間違っています。そして私が、しっかり傾聴したのち、回復に向かうための方法を幾つかお教えすると、「それは、もう知っている」「それは、もう試してみたけれどダメだった」「それは、やりたくない」「そんな方法で、治るとは思えない」等、私の提案をことごとく却下にするのです。
そんな姿勢で、パニック障害が治る筈がありません。「この人は、本当に治す気があるのか?」「治らないまま、ニートをやっていくことを望んでいるのではないか?」とまで邪推したくなります。
あなたもどうぞ素直になって、その道のプロの言うことに耳を傾けましょう。
思いの他、長くなってしまいました。
この続き、09から11 につきましては、近日中に、また公開しようと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。