ワカサギ釣りの仕掛けに付けて使うと釣果がアップする高級感ある集魚板を海岸で拾った貝殻で作ってみた
高級感ある真珠の煌めきで魚を誘う。
市販されているペラペラの樹脂板や金属板で出来た製品よりもダンゼン高級感ある天然の貝殻を使った集魚板を手作りしてみました。
・素材を入手する
使う素材は貝殻の内側に真珠層と言われる真珠の煌めきを持つ貝殻です。
代表的で良く知られている貝殻ではアワビ、サザエ、アコヤ貝などがハッキリとした真珠層を持っています。
サザエやアワビなら貝殻付きの活けの貝をスーパーなどで購入することも出来ますが、海岸に行って拾うのが手っ取り早く安価な方法です。
出来るだけ煌めきが強く厚い真珠層のある貝殻を選びます。
集魚板自体は小さな物なので貝殻は破片でも使えます。
・工作に使う道具
工作に使う工具や道具はそれほど特殊なものは必要ありません。
強いて言えばホビー用のルーターとこれに装着して使う研削ビットでしょうか。
これらはネット通販やホームセンターで安価なセット物が購入できます。
貝殻以外の道具や材料一覧
- ホビー用のルーターと研削ビット
- カッターナイフ
- ワンタッチスナップ付きスイベル
- ナイロンテグス(釣り糸)
- 作業台用の木っ端
・作り方
貝殻の外側には真珠層は露出していませんので、この外側の層を取り除きます。
海岸などに落ちている貝殻は時としてこの外側の層が風化して真珠層だけになっている物もあります。
こんな貝殻を見つけられればこの行程が省けてラッキーです。
カッターナイフを使って少しづつ剥がし取るようにすると綺麗に取り去れます。
根気よく作業して全体を真珠層だけにしす。
全体を真珠層だけに出来たらルーターを使って適当な大きさに切断します。
貝殻の真珠層はかなり硬いものです。
ルーターの切断砥石などを使って切り取ります。
切り取れたら周囲を研磨して形を整えます。
この作業もルーターに装着した研磨用の砥石などを使って行います。
とにかく真珠層はかなり硬いので少しづつ根気よく作業します。
研磨が完了したら次は仕掛けに取り付ける為のスナップ付きスイベルを結ぶ穴を開けます。
この作業もルーターに取り付けたダイヤモンドヤスリなどを使って行います。
2号くらいの太さのナイロンテグス(釣り糸)が通るほどの小さな穴でOKです。
この穴を利用してワンタッチスナップスイベルをナイロンテグスで結べば出来上がりです。
真珠の輝きを放つ高級感ある貝殻の集魚版が出来上がりました。
この集魚板を実際のワカサギ釣りで何回も使ってみましたが、真珠層が付いた貝殻で作った集魚板は市販品より効果があるように感じます。
自然の中に生きる生き物の放つ煌めきは魚たちにも釣人にも魅力的に見えるのだと思います。
集魚板は買えば安いものですし、たいしたアイテムでもありませんが、手作りすれば魚釣りが断然楽しくなります。
皆さんも挑戦してみませんか。
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