地元民が支持し続ける懐かしい豚骨の香りとキレのある塩味が魅力的な創業40年を超える博多ラーメンの名店
1983年創業で40年を超える老舗の名店
博多駅から筑紫通り方面へと車を南下させると、その通り沿いにある「ららぽーと福岡」の少し手前、福岡市博多区那珂のラーメントライアングルの一角にあるのが創業40年を超える博多の老舗の豚骨ラーメン店〈達磨ラーメン〉だ。同じ駐車場を共有しているお隣の「元祖赤のれん雄ちゃんラーメン」、通りの反対側に「博多一心亭」があり、朝から夜まで、その3店舗のどこかが開いているのでラーメンに迷った時はお世話になることにしている。
駐車場はあるけどピーク時は満車のことも
専用駐車場はあるものの、週末のお昼のピークを過ぎた14時頃に到着しても駐車場は満車のことも。しかも店先にハザードをつけた車2台が待っている状況。近くに有料駐車場が少なめなこともあるけど一旦お店を離れていくつかチェック済の有料駐車場へ向かってみるも、どこも満車。諦めて10分ほどして戻って来ると、ちょうど3台分の車が専用駐車場を離れるタイミングで、その一つにようやく駐車でき、ホッとひと息。
厨房を囲む真っ赤なL字型カウンター
大きなL字型のカウンター席は20席ほど。入って左手の一番奥のカウンター席に着席し、11時〜15時限定の「ラーメン・ミニ炒飯セット」を選択し、麺の硬さは「カタ」でオーダー。
待つことしばし、まずは「ラーメン」が先着しスープを啜る。豚骨の香りがしっかりと感じられる昔懐かしいタイプで脂の膜がサッと張るくらい脂感強めのコッテリ具合。それなのにキリリとしたカエシの塩味が際立ち、意外とサラッと飲めてしまう。具材はネギとチャーシューのみで、かなりシンプルな見た目になっている。
それに合わせる後着の「ミニ炒飯」は、塩味の強めなスープに負けない、しっかりとした味わいで、ラーメンのお供にもちょうどいい味付けと量。最近はこのセットの組み合わせにハマりつつある。
この日もほぼ同時に自身も含め3組が「炒飯セット」を注文していたくらい人気メニューのようだけど、通い続ける常連さんに人気の組み合わせは「ラーメン+メシ」。理由としては、塩味の強い「ラーメン」は「メシ」と一緒に食べるとちょうどいいし、卓上にある丼にドカンと山盛りに入った昔ながらの「辛子高菜」の存在も大きい。その「辛子高菜」は席と席の間に等間隔で点在し、小皿に少し取ってメシやラーメンのお供でいただくも良し、替玉時の味変に使うのも良し。激辛だけど是非、一度は食べていただきたいおすすめの品。
現在のメニュー構成はスッキリ
ラーメン専門店らしいメニュー構成でスッキリ。ラーメン850円、大盛ラーメン1000円、チャーシューメン1050円、ワンタンメン1050円、大盛チャーシューメン1200円、ラーメン・ミニ炒飯セット(15時まで)1200円、替玉150円、餃子400円、メシ150円、達磨みそ100円というシンプルなラインナップになる。