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【富田林市】駅前を歩いてたら突然水が流れる音!富田林駅南側の細い路地で水路と水門を見つけました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

農業が盛んな富田林には井路と呼ばれる人工水路が張り巡らされていますね。田畑が広がる地域では豪快に水が流れる様子を見ますが、駅前などの町に来ると井路は表には出てこない「暗渠(あんきょ)」と呼ばれる状態で地下を流れています。

ところが意外なことに、富田林駅南口の建物が並んでいる地点で水路を見つけました。一瞬ですが、暗渠から顔をのぞかせています。

かつて富田林駅南口に数多くあったとされる商店街の名残。現在も細い路地として残っていますが、その中のある場所で見つけました。

こちらです。最初は雨水の排水溝だと思ったのですが、水の流れる音が聞こえたのです。天気も良いのに水の音とは不思議だと思っていると、

こちらです。水が流れています。

静止画ではわかりにくいので動画で少し撮影してみました。

一瞬だけしか見えないので、どういう経路でどういうルートを水が流れているのか見当もつきません。途中に仕切りがあり、それぞれ別方向に流れているようにも見えます。

すぐに工事用の鉄の敷居があり、詳しい状況がわかりません。

今でも商店が並ぶエリアの近く、画像の左側に水が流れているので、正面突き当りを左に曲がってみました。

しかし、ここも鉄の壁に遮られており、中の様子がわかりません。

下から覗いてみましたが、全くわかりません。

しかし、上から覗けました。こんなところに水門があります。これがあるので一時的に暗渠から水路が見えたのでしょうか?

これは水門のある位置を背にした状態で撮影しています。左側はアスファルトではありません。この形はその下に水路があると考えられます。つまり暗渠がずっと続いているようです。

水路の先が気になったので、暗渠沿いを歩いてみました。

先を歩きました。ここでは暗渠というよりも網目状に中が見えるグレーチング蓋になっています。ところが、蓋から下を見ましたが、ここには水は流れていません。先ほどの水の流れは別のほうに向かっているようです。

ちなみに、途中で分岐しているらしくグレーチング蓋が斜めにふたつあります。これは珍しい光景ですね。

暗渠と化した水路がずっと先に続いていました。

まっすぐ行けば石川に向かっているようですが、石川まで続いていていて、川に水が流れるようになっているのかもしれません。

表に出ている水路
表に出ている水路

石川までとはいかなくても、若松町や清水町まで行くと途中で表に出ている井路があるのでそこまではつながっていそうですね。

ちなみに分岐しているほうを道路を挟んだ反対側から撮影しました。この分流はどこに行っているのか、グレーチング蓋もここで終わっているので現時点では謎です。また町歩きをして探求心を膨らませると意外なところでヒントが見つかるかもしれません。

富田林駅南口近くにある水門

住所:大阪府富田林市本町

アクセス:近鉄富田林駅から徒歩3分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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