魚釣りで知っていると便利な小技【小魚釣り用の軽くて感度の高いウキを風が強い時にキャストする方法】
魚釣りファンの皆さん、こんにちは。今回は淡水での小魚釣りで知っていると便利な小技です。
淡水でのオイカワや小ブナなどの小魚釣りでは魚のアタリが取りやすいように高感度なウキを使います。このうような高感度なウキは感度を高めるために軽量に作られています。風の強い日に白サシなどの軽くて小さい餌を使って釣る場合、最も風を受けやすいのがウキです。向かい風が強い時にはキャストしようにも風でウキが押し戻されて目的の場所にうまくキャストすることができません。こんな時に皆さんはどうしてますか?
ウキを重たい物に取り替えればそれなりにキャストできますが魚のアタリを感知する感度が落ちてしまいます。風が強い日でもいつも使っている高感度なウキが使えたら良いですよね。
ところでウキとオモリの関係はバランスです。ウキに対応したオモリをウキの下方に取り付けてウキを立たせます。
今回、この記事の写真のウキはG8と言う小さなオモリ2個でバランスして立ちます。
風が強い時はこのオモリを半分にしてしまいます。例えば今回のウキでは下の写真のようにG8のオモリのひとつを取り去って1個にしてしまいます。
勿論、オモリを半分にしてしまえばウキはバランスしないので立つことはありません。これではウキとしての役目を果たしません。
そこでウキがバランスして立つように取り去った分のオモリを補充します。補充するためのオモリはヘラブナ釣りなどで使う板オモリです。この板オモリは釣具屋さんで売っていますしネットでも購入できます。
板オモリは手で簡単にちぎれますので、取り外したオモリと同じくらいの重さの板オモリを用意します。これを下の写真のようにウキの付け根付近に巻き付けます。
ウキの重心よりできるだけ下に巻き付けた方が効果的です。これでG8のオモリ1個と補充した板オモリでウキはバランスして立つようになります。それと共にウキの下部が若干重くなるので向かい風に吹かれても風に負けずに飛んでくれます。
ほんとうにチョットした工夫ですが風の強い日の小魚釣りが快適になる小技です。皆さんも是非試してみて下さい。
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