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意外な組み合わせで美味しい味がみつかるかも。粉チーズでカロリーとたんぱく質もプラスする

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

朝晩、だいぶ寒くなってきましたね。寒くなると、温かい食べ物がとても恋しくなりますね。

わが家の介護メンズも寒さには弱いようで、すっかり冬の装いをしています。今からそんな冬の恰好をして真冬はどうするの?と思いますが、体感温度がそれぞれ違うので仕方ないですね。

わが家の介護メンズの一人が、体重が増えずらい体質なのか食べても体重が増えず、少し頭を抱えています。油断すると1か月で2キロ近く減ってしまうので、なんとか現状維持だけでもしたいと思いカロリーを少しでも増やそうと色々試している今日この頃です。

そんな私が最近試しているのは「粉チーズ」を隠し味に色々な料理に使用するということです。粉チーズは一振りで1グラムほどです。もちろん、振り方によって差はありますが、きっちり測るのは面倒なので私は一振り=1グラムとして考えています。

粉チーズ1グラムは、約4キロカロリー、タンパク質0.44グラム、カルシウム13ミリグラムと栄養も豊富なので、使わないのはもったいないです。5振りすると20キロカロリー、たんぱく質2.2グラム、カルシウム65ミリグラムと手軽に使えて、エネルギー、たんぱく質、カルシウムも取れて便利で「少し栄養が足りないかな?」という時に使うと便利ですよ。

でも「粉チーズってスパゲッティ以外で使い道ってある?」って思う方もいると思いますが様々な料理に使えます。違和感なく食べてもらえるには「チーズを使った料理に振りかける」のが一番違和感なく受け入れてもらえますが、フライドポテトやポテトサラダなどに振りかけるとコクが増していつもよりも、少し贅沢な感じになります。

また、粉チーズは発酵食品なので、同じ発酵食品の味噌や醤油、納豆などの和風の食材とも相性がよいです。ただ、和食で使用する場合は最初は少ない量から使ってみてください。初めから多く使用してしまうと「いつもの味と違う…」と他の家族に気づかれてしまうので、和食に使用する時は1振りずつ試して、隠し味になる量を探しています。

いつもの和食でも、少しでもカロリーやたんぱく質を増やして体重減少を防ぎつつ、マンネリしがちないつもの味付けに粉チーズで味の変化をつけて食事を楽しんでみてください。意外な組み合わせがおいしいかもしれません。作る側も時には「冒険」して色々試してみませんか。

※チーズの原材料の「牛乳」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。乳製品アレルギーのある方は接種には十分注意してください。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、たんぱく質の制限をされている方も一度、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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