並んででも買いたいパンがある。10周年おめでとう!そのパンに捧げる情熱、受け取りました【神戸市】
いつもこのお店の前には長い行列ができています。「パンやきどころRIKI」、神戸で人気のパン屋さんです。たまたま通りかかったこの日、余りの暑さからか人も少なめだったので、チャンスとばかりに並んでみました。
入り口の張り紙には、6人づつの入場制限があると書かれています。小さなお店なのでそのぐらいの人数が、パンをじっくりと見て選ぶことができるので良いですね。
説明書きをひとつひとつ読みたくなってしまう個性的なパンたち。色んな材料同士の組み合わせも絶妙です。パンは次々と勢いよく買われていきますが、その分どんどん作られているようで、奥で数名のパン職人さんたちが忙しなく動いている姿も見えています。
国内産小麦100%でイーストフードなどを一切使用せず、具材、ソース、クリームなども手作りというこだわりのパン。ハード系のパンにひょいと手が伸びつつ、惣菜系のパン、菓子パンにも目移りしてトングが右往左往します。お客さん達のパンを選ぶ姿も真剣そのもの。
薄く重なったパイ生地のデニッシュ。「淡路玉ねぎとアンチョビ」など地元の食材の姿もあります。チーズがとろりと乗っているものやカリッと焼かれたものなどチーズ系のパンの種類も数多くありました。他にも、惜しみなく具材が使われているのも嬉しいところ。
例えば、「ふじりんごとセミドライアプリコット」。持ち帰ってから薄めにスライスしてみると、中はぎっしりのフルーツで埋め尽くされていました。フルーツがとてもジューシーで香り高い!そしてパンはもちっとしていて、丸ごと一個食べたらもう満足してしまうほど、内容もボリュームも充実していました。
昔ながらのアンパンやクリームパン、メロンパンなどもあり、その内容から幅広い客層に支持されていることが想像できます。この日は外国人の観光客らしきお客さんの姿も。
気がつくと、私の持つトレーの上にはパンが山盛りです。これは両親に、こっちは友人にあげようとついつい取りすぎてしまいました。あげた人が喜ぶ姿が見えてくるような品揃えも、この店の魅力のひとつなのかも知れませんね。
ちょうど10周年を迎えたという「パンやきどころRIKI」。パンに詰め込まれたたっぷりな具材やワクワクするそのラインナップの多さから、店主さんはじめスタッフさんのパンに対する情熱がじんわりと感じられるパン屋さんでした。
パンやきどころRIKI Instagram (外部リンク)
※8月1日からお休み、8月10日木曜日から営業再開
※価格、種類などは令和5年7月のものです
火曜日、水曜日休
営業時間8時〜18時(売り切れ次第閉店)
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