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アスパラの「グリーン/ホワイト」←「栄養が高いのは?」料理人の回答に…『知っておけばよかった!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、今が旬の「アスパラ」はもう食べましたか?

今の時期、どのスーパーに行っても、大体アスパラが置いてありますよね。アスパラと言われて皆さんは「何色」を想像しますか?

ほとんどの方は「グリーン(緑色)」の物を想像するのではないでしょうか?

皆さんもご存知だとは思いますが、アスパラには「ホワイト」の物もあります。(ちなみに紫色もあるんです)

この2種類のアスパラの違いは一体どこなのでしょうか?

アスパラが好きな方、両者の違いが分からない方はぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 栄養価の違い
  2. アスパラの正しい保存方法
  3. 栄養を逃さない調理法
  4. まとめ

栄養価の違い

まず、グリーンアスパラとホワイトアスパラは同じ品種だという事を皆さんご存知ですか?『驚いた』の方もいるかとは思いますが、実は…同じ品種で違うのは「栽培方法」なのです。

グリーンアスパラは…日に当てて栽培しますが、ホワイトアスパラは…日に当てずに栽培します。

グリーンアスパラは日光に当てることで葉緑素が生成され、アスパラガスは緑色になります。逆に、日光を遮ることで葉緑素が生成されず、白色を保つのです!

ここまで読んで頂ければ、何となく想像が付くとは思います。そうなんです、ホワイトより、グリーンの方が栄養がやや豊富なのです。

グリーンアスパラは日光に当てて栽培されるため、「βカロテン」と「ルチン」が多く含まれています。

一方で、ホワイトアスパラは日光を遮断して作るため、ルチンやβカロテンなどはほとんど含まれていません。

アスパラの正しい保存方法

「グリーンアスパラ」と「ホワイトアスパラ」は栄養面ではやや異なりますが、保存方法は同じです。『あれ、忘れちゃった…』という方のために、おさらいして1から分かりやすく、解説しましょう!

①軽く濡らしたペーパータオルや新聞紙で包む。
②ビニール袋に入れて軽く口を閉じる。
③冷蔵室で、立てて保存する。
※保存期間は5日ほど

ポイントは「立てて保存すること」

実は、アスパラガスは収穫された後も生きているため、横に寝かせて保存すると、穂先が上向きになろうとして栄養を消費します。その結果、鮮度が落ちたり味が損なわれることがあるのです。

栄養を逃さない調理法

アスパラに含まれる「ルチン」や「ビタミンB」、「ビタミンC」などの栄養素は水溶性なので、水に溶けだしやすい性質があります。

調理のアドバイスとして…アスパラを茹でる場合、切ってから茹でるのではなく、1本のまま茹でてから切るようにしましょう。

また、アスパラに含まれるルチンやビタミンA(β―カロテン)、ビタミンE、ビタミンKは、油で炒めたり、揚げたり、油脂と一緒に摂取すると吸収率がアップします。

まとめ

  • グリーンアスパラとホワイトアスパラは同じ品種だが、栽培方法が違う
  • グリーンアスパラは日光に当てて栽培されるため、ホワイトアスパラより栄養がやや豊富
  • アスパラは立てて保存するのが鉄則
  • アスパラを茹でる場合、切ってから茹でるのではなく、1本のまま茹でてから切る
  • アスパラは油との相性が◎

最後まで、読んでくれてありがとうございます!
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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