【鳥取】JR米子駅前のモニュメントが「銀河鉄道999」に見える?いえいえ、実は違うんです!
はらぺこライターの旅人間です。今回はJR米子駅で見られるモニュメントについて紹介しましょう。パッとみたら「銀河鉄道999」が頭に浮かぶ。しかし作品とは全く無関係らしい。では、これは一体何なのか?
JR米子駅に隣接する「だんだん広場」という公園にそのモニュメントはある。当駅はJR山陰本線・境線・伯備線が離発着している山陰の要所。そして、ここは山陰地方で最初に鉄道が開通した場所でもあるという。
つまり、ここは「山陰鉄道発祥の地」で、このモニュメントは「空を駆ける鉄道」というワケだ。ちなみに「だんだん広場」の”だんだん”は米子の方言で”ありがとう”の意味だそう。
空に向かう線路、宇宙への旅、と言えば「銀河鉄道999」をイメージをしがちだが、実は宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」がモデルになっているのだとか。
今回の記事掲載にあたり米子市の観光課に連絡すると「誤解が無いようにだけお願いします」とのこと、以下に少し整理しておきたい。
確かに「銀河鉄道999」と「銀河鉄道の夜」はビジュアルにするとイメージが似ている。でも違うのだ。
いずれにせよ、共に日本を代表する名作である。
そして、モニュメントの下には星座が描かれている。
山陰鉄道発祥の地、そして歴史的な交通の拠点となる地のシンボルとなり、多くの観光客に親しまれている。
案内によると、1902年(明治35年)境港~米子~御来屋間に山陰地方で最初に鉄道が開通されたという。この境港~米子は現在の境線となる。
明治45年に山陰本線の京都~出雲市、昭和3年には伯備線の米子~岡山がそれぞれ開通となっている。
尚、JR米子駅の境線には「霊番のりば」があるという噂も…。
正しくは「0番乗り場」で同線は沿線にある境港市が水木しげる氏の出身地であることに因み「鬼太郎列車」が運航されている。
次の旅先は鳥取県など如何でしょうか。境港では「水木しげる記念館」がリニューアルオープンして盛り上がってますよ。
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米子駅前だんだん広場
住所:鳥取県米子市弥生町2−20
地図(外部リンク)