静かにアジサイが楽しめる穴場!ズラリと並ぶ石灯籠に沿ってアジサイが咲く「堀之内妙法寺」
こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、杉並区の住宅街にある「堀之内妙法寺」へアジサイを見に行ってきました。東高円寺駅から徒歩15分、新高円寺駅から徒歩13分ほどの場所にあるお寺です。
「堀之内妙法寺」は静かにアジサイを楽しめる穴場
東京でアジサイが楽しめるお寺と言えば、文京区にある「白山神社」や、日野市にある「高幡不動尊金剛寺」などが有名です。
「堀之内妙法寺」はこの2つのお寺ほどのアジサイが見られるわけではありません。しかしその分、静かに、美しいアジサイと、美しいお寺の空間を楽しむことができます。
のちほど記載しますが、「堀之内妙法寺」の境内はとても風情があり美しく、東京ではないどこかを旅しているような気分になります。
「堀之内妙法寺」の境内でもチラホラとアジサイを見ることができますが、群生となっているのは仁王門(山門)とは反対側にある裏門を出たあたり。約300株のアジサイが植栽されているそうです。
とくに、裏門に向かってズラリと並ぶ石灯籠を彩るアジサイは趣があります。とても絵になりますね。
厄除けの「堀之内妙法寺」は境内が美しい
「堀之内妙法寺」は、アジサイの季節でなくても参拝に訪れたくなる、とても美しいお寺です。筆者もはじめて訪れた日から、その美しさに魅了されました。
上の写真は、山門を入った正面にある「祖師堂」です。「堀之内妙法寺」のメインのお堂は「本堂」ではなく、こちらの「祖師堂」で、「やくよけのおそっさま」と呼ばれています。
本堂は、上の写真の建物になります。「祖師堂」に比べてひっそりとしていますが、「祖師堂」と回廊でつながれており、風情のある景観をつくっています。
上の写真は、国の重要文化財でもある「鉄門」。極彩色の鳳凰が目を引きます。お寺にある門としては異彩を放つこの門は、鹿鳴館の設計者としても知られる、英国人教師コンドル氏の設計によるものです。
境内にある手水舎のひとつ「天明の水」。天明の当時から枯れることなく水をたたえているそう。立派な龍に目がいきがちですが、足元をみると、手水鉢を支えている人たちが!
「堀之内妙法寺」で初夏のひとときを
静かにアジサイが楽しめる穴場「堀之内妙法寺」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。境内にはまだまだ、いくつものお堂や見所があり、あじさいと合わせて見て回ると、初夏の風流な時間を過ごせるでしょう。
境内はふんわりとお香の香りが漂うのも心地よく、ときにはお経も聞こえ、心癒されますよ。
堀之内妙法寺
住所:東京都杉並区堀之内3-48-8
電話番号:03-3313-6241
開門時間:9月23日~3月20日 6:00~16:30/3月21日~9月22日 5:30~17:00
公式サイト(外部リンク)