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文具で推し活!富野由悠季シャープペン!推しキャラや推しクリエイターの文具で日常的に推し活しよう!

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 みなさんは、推し活と聞いてどんなことをイメージするでしょうか。

 好きなバンドやアイドルを応援する。そのメンバーをプッシュし、そのイメージカラーのアイテムを身につける。そんなイメージではないかと思います。
 そして、文具でも密かに推し活できるんですね。
 今回はそういう提案です。

ボディには、氏の似顔絵イラストともに、「THE WORLD OF TOMINO YOSHIYUKI」の文字が。
ボディには、氏の似顔絵イラストともに、「THE WORLD OF TOMINO YOSHIYUKI」の文字が。

富野由悠季のシャープペン

 写真のアイテムは、アニメーション監督・富野由悠季のシャープペンです。
 富野由悠季といえば、日本を代表するアニメのひとつ「機動戦士ガンダム」シリーズの監督として有名ですよね。
 で、この富野由悠季のシャープペンは、数年前に日本全国の美術館で巡回開催された「富野由悠季の世界展」で手に入れたものです。
 ボディに富野由悠季のイラストと、文字があしらわれている以外は、とくに変わったところのないシャープペンです。

 強いて変わっているところといえば、このアイテムが“ガンダム”ではなく、その監督である富野由悠季自体をフィーチャーしているところでしょうか。

文具を使う推し活

 ともあれ、このシャープペンを持っていること、また使うこともまた推し活です。 それは、自分が何を推しているかの表現でもあるわけです。
 この場合は、ガンダムというよりは、富野由悠季なわけです。

クリップは金色
クリップは金色

 このシャープペンを持っていることで、単にガンダムが好き、というより、富野由悠季が好きということが伝わると言えるでしょう。

 それはつまり、氏が手がけたガンダムシリーズ各作品をはじめ、「伝説巨神イデオン」であり「聖戦士ダンバイン」などもふくめての推しであることを暗に物語っているわけです。また、端から見ればそういう指向性が読み取れなくはないわけです。

 つまりアイテムを選ぶとはそういうことを含んでいるわけです。

 しかもそれを、文具というとてもさりげない、ちゃんと見ないとわからないアイテムでやるのがちょっと面白いのではないか。これはそういう提案です。

 もちろん、大手メーカー製のキャラクターをあしらったボールペンなどもあります。公式コラボしたものですね。そういうものでも推しです。で、そういうアイテムはペン本体が、成熟したロングセラーで、交換用リフィルも普通に用意されていたりします。

 なので、単に好きな文具を選ぶときも、推し活ができるわけです。
 ぜひとも、みなさまの推しの文具を探してみましょう。そして使ってみましょう。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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