ブラタモリで話題 招き猫、世田谷城土塁、ネコ電車はどう行くの?
関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
ブラタモリ世田谷編では、豪徳寺の招き猫、世田谷城の土塁、招き猫のデザインの電車が紹介されました。この記事では、ブラタモリロケ地を効率良く回る方法をご紹介します。
世田谷線・宮の坂駅からスタート
まずは招き猫がいる豪徳寺へ向かいます。小田急線の豪徳寺駅からも歩けますが、経路がやや分かりくいため、世田谷線の「宮の坂駅」を目指すのがおすすめです。
世田谷線は、京王下高井戸駅、小田急豪徳寺駅、東急三軒茶屋駅に接続しており、交通系カードも使用できます。宮の坂駅は、文字通り、豪徳寺へ向かう登り坂のたもとにあります。
宮の坂駅には上のマップがあります。まず坂を上りますが、三軒茶屋から来た方は踏切を渡ります。すると、豪徳寺の立て看板が見えますので左へ。松並木の参道へ進むと、右に土塁やタモリさんが訪ねた団地が見えます。
豪徳寺境内では、三重塔、招き猫が見どころですが、井伊家への墓参もできます。豪徳寺を出たら城跡入口へ。見学後、城向橋(現在は遊歩道)を渡り上町駅付近でL字カーブや車庫を見学。最後にボロ市通り、タモリさんが大場氏に話を聞いた代官所を目指します。
豪徳寺の招き猫へ
豪徳寺へはこの入口から入ると、松並木の右に、土塁や土塁に守られた団地が見えます。
小田急豪徳寺駅から歩くと、松並木の先の山門に出ることがありますのでご注意ください。
松並木からは、土塁とそれに守られるように団地が見えます。タモリさんは、この土塁も見ていますが、団地内(写真の建物の向こう側)の土塁も見ています。
※団地は立ち入り禁止となっています。
ぜひ写真に収めたい、石碑と三重塔。三重塔は、斜めから撮影するのがポイントです。
奥に招き猫。なお、招き猫のいる招福殿入口(招き猫の像がある)の先に、井伊家の墓地があり、見落としがちな場所です。
豪徳寺は井伊家の菩提寺(代々のお墓があり、葬儀や法要を受け持つ)であり、彦根の「ひこにゃん」は、この招き猫がモデルと紹介されました。
【ブラタモリ彦根】タモリさんが、井伊家・彦根城の守りを探る #93(とらべるじゃーな!)
世田谷城跡へ
豪徳寺山門を出たら左へ向かいます。右へ折れると、城跡の入口に着き、案内版があります。
世田谷城跡には、土塁や空堀が残されています。
ちょうどこの辺りが、舌状台地(舌のようにとがった台地)の先端となり、城や豪徳寺は台地の上にあります。
城跡を後にすると、タモリさんが「城向橋」の表示を発見した、川跡があります。
世田谷城が建てられた台地と別の台地の間を流れた川ですが、現在は烏山川緑道として整備されています。
世田谷線・上町駅へ
世田谷線・上町駅付近は、ブラタモリで紹介されたL字カーブ。世田谷城が廃城になった後も世田谷を世話した、元家老の大場家が中心となり、鉄道を呼び寄せました。
政治の力で曲がったとされるJR大船渡線(岩手県)と共通項があるかも知れません。
青い電車の左側に白い電車(招き猫電車)が停まっていますが、これはタモリさんが訪ねた車庫となります。
車庫には、招き猫電車が停まっていることもあります。招き猫電車は、不定期運転です。運転日は、東急公式サイトをご確認ください。12月3日(日)は残念ながらお休みです。
駅を離れ、ボロ市通りを経て、代官所跡に着きます。タモリさんは、世田谷を守ってきた大場家の子孫に話を聞いています。
世田谷代官屋敷/世田谷区立郷土資料館(2023年12月現在の情報)
午前9時~午後4時30分
休館日毎週月曜日、祝日(月曜日が祝日の場合はその翌日も)、年末年始(12月29日~1月3日)
※館運営等の都合により、休館日を変更することがあります。
以上で旅は終わりです。世田谷城の配置図、井伊家墓地の様子、ボロ市の様子(模型)など、詳細情報は、下のページをご確認ください。サザエさんの桜新町も掲載しています。
【ブラタモリ世田谷・全ロケ地】桜新町・世田谷城から招き猫まで#256(とらべるじゃーな!)