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自分を褒めることが苦手な方へ、自己肯定感や自尊感情を向上させる方法を心理カウンセラーがお教えします。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「自分を褒めることが苦手な方へ」というテーマでお話したいと思います。

自分を褒めることはいいことです。大変に素晴らしい麗しいことです。
自分を褒めれば、自己肯定感や自尊感情が向上 =自分のことが好きに なれます。自分自身、幸せになれます。

だから機会があれば、自分のことをどんどん褒めましょう。

ここで大切なことをお話します。
自分で自分のことを褒めるときは、人前で口に出して言わないってことです。
人前で自分のことを褒めると、他人から「そんなことないよ」と否定の言葉を浴びせられかねませんし、人からうざい奴だと嫌われるかもしれないからです。

ですから、自分のことを褒めるときは、心の中で褒めましょう
声に出して自分を褒めるのであれば、自分1人のときに、自分を褒めましょう。

さて、たった今、私は、「自分を褒めることはいいことだ」と言ったのですが、世の中には、自分のことを褒めるのが苦手な人がいます。自分で自分のことを褒めると、しらじらしい気持になったり、褒めてるいっぽうで、心の奥底で、「でも、こんなの普通だしなあ、別に大したことでもないなぁ」と思ってしまう人たち、自分を自分で否定してしまう人たちです。

そういう、自分に自信がない人は、どうしたらいいでしょうか?
自分を褒めることが苦手な人は、どうしたらいいでしょうか?

答えは、「自分を褒める代わりに、自分にご褒美をあげる」です。

例えば私は、アイスクリームが好きなのですが、スポーツクラブに行って1キロ泳いだ時には、自分にご褒美として、いつもアイスクリームを食べさせてあげるようにしています。

すると、わざわざ「1キロ泳げる俺ってスゲエ!」と言葉に出して言わなくても、ほんのり自分が「凄い!」思えるようになります。「1キロ泳いだからこそ、1キロ泳げたからこそ、自分はアイスクリームを食べているんだ」と誇らしげな気持ちなります。本当です。ぜひ、お試しください。

「自分を褒めるのが苦手な人は、自分にご褒美をあげよう」です。
これなら、自分を褒めるのが苦手な人でも、比較的抵抗がなく、出来るかと思います。

尚、ご褒美は、何も食べ物でなくても構いません。自分が喜ぶことだったら、何でもいいです。自分にご褒美をあげて、自己肯定感や自尊感情をアップさせていきましょう。

その他、日記を書くのもお勧めです。
日記に、「今日も遅刻をせずに会社に行けた」と書けば、それは事実なのですから、自己否定に陥ることなく、自己肯定感や自尊感情がアップしていくことでしょう。

あと、自分で自分を褒めるのではなく、人から褒められるようにするという手もありです。日頃から自分を褒めてくれる人を確保しておいて、その人から褒められるようにしていきましょう。そうすれば、自己肯定感や自尊感情がアップしていきます。ぜひ、お試しください。

というわけで、今日は、「自分を褒めることが苦手な方へ」というテーマでお話させていただきました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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