【時短家事】食器洗いは順番を考えればラク・早く片付く。
こんにちは!掃除研究家のおそうじペコです。
料理は好きだけど、片付けが苦手という方は多いと思います。文明の利器「食器洗い乾燥機(食洗機)」があればおまかせできますが、手洗いの場合はそうもいきません。
少しでも食器洗いがラクになるよう、一度手順を考えてみませんか。
狭い場所での作業・・拭いて片づけるまで面倒!
食器洗いは狭いシンク内で大・小細かい食器を洗ってすすぎ、拭いて食器棚に片付けるまでが終わりです。さらに食器が洗いカゴに収まらない、拭いた後に置くスペースがないなど狭い場所での作業なのでイライラすることもあり、とても面倒です。
そこで!ただなんとなく洗うのではなく、効率よくできるよう手順を整理してみましょう。少しの工夫で意外とスムーズにすすみます。
洗いから片付けまでの手順
まず食器洗いの工程を「洗い」「すすぎ」「拭く・片付け」の3つに分けます。手順を分けることで見直しやすくなります。
洗いの手順
1.エリアを分ける
ウエス(ぼろ布またはキッチンペーパー)で油や汁物を拭き取りながら汚れた食器をシンクの左側に置きます。
左側が汚れた食器、右側が洗剤を付けて洗った食器を置くエリアです。洗いオケなどがあると便利です。
2.まず小物食器を洗う
最初に小皿や茶わんなど小物食器を洗って右側に置いていきます。
3.大物食器を最後に洗う
皿やグラスなど大物食器を洗い、積み重ねた小物食器の上に重ねます。
すすぎの手順
次にすすぎです。基本は洗いの逆の順番です。
1.ふきんやマットを用意する
調理台やカウンターなど空いたスペースに、ふきんやマットを敷きます。まずジャマになる大きな鍋や、割れやすいグラス類をすすいでシンクから出してしまうとラクです。
2.大物食器からすすぐ
上に重ねた大物食器からすすいで洗いカゴの奥に立てかけます。
3.小物食器をすすぐ
最後に小物食器をすすいで洗いカゴの手前に置きます。
「洗う時は小物→大物、すすぐ時は大物→小物」です。
無理な積み重ねがなくなるので、スペースを上手に使うことができて大分ストレスが減ります。
私は食器を割ったり傷をつけてしまうことが減りました!
拭く・片付けの手順
1.大物食器を片づける
まず大物食器を拭いて片づけます。大物食器類はスペースを使うので、できれば拭きながら片づけてしまいます。
伏せて置いたグラスや鍋は水滴が落ちているので、拭きやすくなっています。
2.小物食器を片付ける
次に小物食器を拭いて調理台に置いていきます。
小物食器は数が多いので、全て拭いてからゆっくり皿の種類を合わせて片付けて終わりです。
最初にスペースを取る大物食器や鍋類を片付けてしまうことで、ゆっくりと小物食器に取り掛かれます。一度に拭いて片付けをせずに大物→小物と分割するのがコツです。
おススメのアイテム
食器洗いの時短に便利な、おススメアイテムをご紹介します。
1.水切れのよい洗剤
水切れの早い食器洗い用洗剤です。
食器についた水滴が素早く落ちます。すすぎ後にシンク掃除など別の作業をしながら数分置くと、さらに水気が切れて食器が乾きやすくなります。
2.小さいキッチンに便利な「水切りマット」
食器の量に対して洗いカゴが小さい場合、無理に積み重ねずに水切りマットを使うとゆとりができます。マットは吸水・速乾性のあるタイプが多いのでグラスなどは、伏せて置くだけで早く乾くのも便利です。
3.シンクの汚れが減る「ウエス」
食器洗いをする前に、油のついや皿やソース、ドレッシングなどの汁物をウエス(ぼろ布)やキッチンペーパーで拭き取ると、油分がなくなるので早く食器洗いが終わります。
スポンジやシンクにも油分がつかないので汚れません。
ウエスの上手な作り方は過去記事でもご紹介しています。参考にしてみてください。
過去記事「食器洗いが楽になるウエスの無駄のない作り方」
自分流の食器洗い術を見つける楽しみ
キッチンの大きさ、好みなどで「ここは大物食器から先の方が、ここは後からの方がやりやすい」と手順も違ってくると思います。食器洗いの大まかな流れは同じなので、一番自分にあった手順を見つけてください。自分流の時短の方法が見つかると、面倒な食器洗いがほんの少しだけ楽しくなりますよ。