このおはぎの中毒性はヤバい…

大宮駅から徒歩15分ほど、通称「くじら公園」とも呼ばれる「桜木4丁目南公園」の近くに、老舗のあんこ工場「木下製餡」さんがあるのをご存知でしょうか。こちらでは年に数回、あんこ好きのためのイベント「あんフェす」を開催していて、近隣の人を中心に多くのあんこ愛好家を集めていました。

さて、そんな知る人ぞ知るあんこのプロフェッショナルが、5月30日(木)に、あんこ好きのためのお店「あんこどき」を開くことになったということで、プレオープンの様子を拝見して参りました。場所は工場の一角で、もともと事務所だった場所を改装して店舗にしたそう。あれ、じゃあ事務所は？というと、近くのオーナー宅の一部を改装して事務所化し、なんとかお店の場所をつくり出したのだとか。こ、これは本気だ。

商品の中でも最もおすすめなのはこちら、「かけおはぎ」です。通常のおはぎとは異なり、軽く丸めたもち米に自慢のあんこをたっぷりかけたスタイル。ふんわりとした食感が特徴で、うちの子供に提供したところ、秒で消えました。

つぶあんとこしあんがありますが、個人的にはつぶあんがオススメですかね。普段はこしあん派なんですが、このおはぎは食感を考えるとつぶあんで食べてほしい！

ほか、パッケージから開発したという羊羹も目を引きます。

アクリル絵の具で描かれたパッケージがとてもカラフルかつかわいくて、お持たせにもぴったり。県内素材を使った味わいも多く、おすすめは「川越いも」と「越生（おごせ）完熟うめ」とのこと。試食させていただくと、まったりとしたあんこの中に素材の味が光る上品な逸品でした。これ、某有名店の羊羹に匹敵するかもしれません。こ、これってどこで買ったの？と聞かれること間違いなしですよ。

さらに嬉しいのは、こちらの商品は買った後にすぐ店舗脇のベンチで食べていっても良い、ということ。特に工場でできたてを販売するおはぎは、家まで待ちきれない…なんてこともありますよね。食べたらもう1パック買いましょ。何食わぬ顔で。

ほか、当然ながらパックのあんこも販売がありますので、好きなだけ食パンにぬったり、モチで丸めたり、お汁粉を作ったりすることが可能。いやあ、本気すぎる。あんこ好きに対して、本気で向き合ってきた感じが強すぎます。

大宮駅からも徒歩圏内ですし、駐車場も完備。子供を近くの公園で遊ばせた際のちょっとしたおやつにも完璧、ということで、使い勝手も最高です。こういうお店が地元にあるのは本当に嬉しい。

このお店、今後話題になること間違いなしということで、ぜひ早めにその味を確かめて見てほしいところ。工場併設ということで、今後の商品開発なんかも期待できるのでないでしょうか。オープンは5月30日(木)の10時です。