ノルウェーで運行ヴィデロー航空、機長不足で7月の約100便が欠航
ノルウェーを中心に航空便の運航が行われていたヴィデロー航空(Wideroe)が、人員不足のために欠航便が続くことを5日発表した。
NTB通信社や国営放送局NRKによると、7月のおよそ100便に影響が出るとされている。機長不足となった原因は、予想以上の数の退職や休暇など。
VG紙によると、乗客には最低2週間前までに事前に航空会社から連絡がいくという。航空会社は、発表された5日深夜までに、該当者には連絡がくるとFacebookページに記載している。
ノルウェー運輸・通信省は同社の運航便の40%を支援しており、今後の動向を注視してる。
ノルウェーでは、ノルウェージャン(ノルウェー・エアシャトル)航空でも欠航が相次いでいる。ノルウェージャンはカスタマーサービスの問題やこれまでの経緯があり、苦情が殺到中。
ヴィデロー航空に関しては、SNSではそれほど苦情は目立っておらず、Facebookなどで「私のこの便は?」と問い合わせをしている人が数名いる。
※Wideroeの「o」はノルウェー語表記で右上から左下に斜線が入る
Text:Asaki Abumi