【白井市】まちかどフレイルチェックで、筋肉量やココロの健康を見直してみませんか?
しろいフレイル予防プロジェクトまちかどフレイルチェックが2023年6月に続き、11月1日からスタートしました。初日の会場で担当の高齢者福祉課の方からお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
フレイルという言葉をご存じでしょうか? フレイルとは、年齢を重ねるにつれて、体や心の働き、社会的つながりが弱くなった状態を指す英語の”frailty”を日本語訳したものです。フレイルの状態が続くと介護が必要になる可能性があるため、早めに気づいて予防することの大切さを伝える取り組みです。11月に市内各地を巡回して実施予定です。
11月1日の会場は、白井市役所本庁舎1階エントランスでした。事前の申し込みが必要となっていますが、当日は、ふらりと立ち寄ってチェックを受けられる方もいらっしゃいました。実際にチェックを受けながら、説明をしていただきました。
チェックはまず、フレイルという単語を知っていたか、もしくは意味は知っていたか? の質問がありました。その後、イレブンチェックと呼ばれる11の項目からなる質問に、直観的に「はい」か「いいえ」で答えます。回答した項目に、赤のシールが多くなるほど、フレイルの可能性が高まるようです。
フレイルチェックの項目の一つに、指輪っかテストがあります。すらりとした脚は憧れですが、フレイルの観点からは、自分の両手の親指と人差し指で作ったわっかでふくらはぎを囲んだ時に、隙間ができるようだと筋肉量が減り、筋力が低下している可能性があるそうです。これは年を重ねた人に限らず、年齢の若い方でも同様ということでした。
続けて握力計を握って、握力を計ります。学生時代の体力テスト以来なかなか握ることがなかったので、新鮮な体験でした。握力には全身の筋肉量が反映されるそうで、年代に関わらず、握力の数値のレベルが小さいほど筋肉が少ないようです。
その後、体組成計にて、体脂肪率、全身の筋肉量の計測をします。この時、裸足で計測するので、参加される方は、脱ぎ履きのしやすい靴や靴下での参加がオススメです。
計測されている方の様子です。裸足で体組成計に上がり、片手ずつ両方の手に器具を持って計測します。計測自体はリラックスして行うことが出来ました。計測に必要なため、計測前には身長と年齢を尋ねられます。全身の測定結果と部位別の測定結果を見ることができました。
フレイルチェックを受けた参加者の方には、お土産もありました。カロリーを適切にとることも栄養の観点から大事なフレイル予防につながりますね。
今回のまちかどフレイルチェックでは、15日間の日程が予定されています。様々な会場での開催が予定されているので、お近くの会場で開催の際には、お気軽にチェックを受けると、日々の健康を見つめる機会になりそうですね。今後の日程は広報しろい2023年10月15日号にも掲載されています。
まちかどフレイルチェック
日程、会場などの詳細が、掲載されている広報しろい2023年10月15日号はこちら