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【名古屋市】数量限定!秋の特別メニュー・栗餡しること、赤味噌ところてん「雀おどり總本店」

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

「雀おどり總本店」の創業は、江戸時代末期の安政三年(1854年)。はじまりは大須本町、現在の場所に移ったのは戦後からだそう。
およそ160年・七代に渡り、良質な自然素材にこだわった伝統の味を守り続けている、名古屋を代表する老舗和菓子店のひとつです。

美味しそうな生菓子が並ぶカウンターの前を通り、奥へと進むと目に入るのは、鯉が優雅に泳ぐ池。

和の趣き溢れる、落ち着いた雰囲気の「茶寮」スペースは、甘いものや軽食をいただきながら、ゆったりと過ごすのにぴったりです。

六人がけの大きなテーブル席も。

この日いただいたのは、数量限定!秋の特別メニュー「栗餡しるこ(1000円)」です。季節ならではの味わいが楽しめる特別メニュー、見逃すわけにはいきません!

そっと蓋をあけると、自家製栗あんの中に香ばしく焼かれたお餅が2つ。(お好みで白玉も選べます)。ひとくち頬ばると、栗の香り&やわらかな甘さが口いっぱいに広がります。添えられた緑茶・口直しの塩昆布との相性もばっちり。

こちらは、にゅう麺・ご飯付き(900円)。お出汁のやさしい味と言ったら!するすると、あっという間にお腹の中へと消えていきました。

最後にもう一品。メニューを見て「これは!」とどうしても気になった
「赤味噌ところてん(700円)」。

赤味噌独特のほのかな渋み・旨みは残しつつ、さらりすっきりとした味わい。添えられた海苔・わさび・白胡麻もよい仕事をしています。名古屋といえば「赤味噌文化圏」ですが、これは他ではなかなか食べられない「赤味噌グルメ」ではないでしょうか。

ちなみに、お食事+お飲物+甘味など、選べるセットメニュー「組膳」があり、単品で注文するよりお得にいただけますよ。

このほかにも、蕨餅(わらびもち)900円・小倉白玉850円・抹茶&生菓子セット850円などの甘いもの、おむすび定食950円・お茶漬け定食950円などの軽食、ホットコーヒー(550円)クリーンティー(550円)などのドリンクメニューももちろんあります。

デパートでショッピングを楽しんだ後など、ちょっとひと息つきたいときに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

店舗詳細

店名:雀おどり總本店
住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目27-15
電話:052-241-1192
営業時間:10:30~19:00(L.O18:00)
定休日:無休
雀おどり總本店(外部リンク)

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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