昭和27年創業 “喜楽” の味をカップ麺に再現「喜楽 焦がしネギ風味 醤油ラーメン」をレビュー
「喜楽 焦がしネギ風味 醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年8月29日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京・渋谷の老舗有名店“中華麺店 喜楽(きらく)”の看板メニュー“中華麺”を同店監修によってカップ麺に再現したもので、チキンやポークの旨味を利かせた醤油味の清湯スープに仕上げ、“ふりかけ”に含まれる“揚げねぎ”から滲み出す旨味や香ばしさが加わり、そこに角刃の太ちぢれ麺が食欲をガツンと満たす風味豊かな一杯、“喜楽 焦がしネギ風味 醤油ラーメン”となっております。
では、今回の“喜楽 焦がしネギ風味 醤油ラーメン”がどれほどチキンやポークの旨味を利かせた醤油ベースの清湯スープに仕上がっているのか?別添されている“ふりかけ”を加えることによる“揚げねぎ”から滲み出す旨味や香ばしさ、噛み応え抜群なコシと弾力を併せ持つ角刃の太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(94g)当たり440kcal。
食塩相当量は5.9gです。
次に原材料を見てみると、チキンやポークの旨味を利かせた醤油ベースの清湯スープに仕上げ、透明度の高いテイストながらもコクや深みがあり、別添されている調味油と“ふりかけ”を加えることによって実店舗でも使用されている“揚げネギオイル”を再現、最後まで飽きの来ない後味すっきりとしたな味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、調味油、“ふりかけ”といった2種類の調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりに調味油を加えてよく混ぜ、最後に“ふりかけ”を加えたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、チキンやポークの旨味を利かせた醤油ベースの清湯スープに“揚げねぎ”から滲み出す旨味や甘み、食欲そそる香ばしさが臨場感を引き立てる後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた角刃の太麺(フライ仕様)となっていて、ほどよく“ちぢれ”を付けたことで今回の醤油スープとの馴染みも非常に良く、チキンやポークの旨味を利かせた醤油ベースの清湯スープがよく絡み、一口ずつにコク深くも後味すっきりとした味わいや“揚げねぎ”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり感じる醤油ならではの芳醇な風味や“揚げねぎ”の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“揚げねぎ”以外に味付豚肉・もやし・“ねぎ”が使用されていて、特に“揚げねぎ”は香ばしいというよりも焦がし風味といった表現の方がしっくり来る仕上がりで、調味油とともに実店舗の“揚げネギオイル”を再現し、イメージ通り“揚げねぎ”の旨味や風味が際立つ老舗人気ラーメン店“喜楽”には欠かせない具材となっています。
スープは、チキンやポークの旨味を利かせ、後味すっきりとした清湯系の醤油味となっており、コク深くもキリッとした口当たりがマッチしたことでメリハリのあるテイストに仕立て上げるも…動物系の旨味・醤油ともに何か物足りなさを感じさせるフレーバーとなっており、もちろん飽きるような味わいではありませんが、若干違和感があり…どこか惜しい醤油スープとなっています。
ということで今回“喜楽 焦がしネギ風味 醤油ラーメン”を食べてみて、チキンやポークの旨味を利かせた醤油ベースの清湯スープに仕上げ、別添されている調味油と“ふりかけ”を加えることによって“喜楽”の味には欠かせない“揚げネギオイル”を再現、コクとキレのある醤油スープに“揚げねぎ”の旨味や香ばしさが広がっていき、そこに角刃の太麺がしっかりと食欲を満たす食べ応えのある一杯となっていました。
ただ、今回のフレーバーは全体のバランスや旨味の利かせ具合に関して若干微妙で、昔ながらのあっさりとした醤油ラーメンが好みの方ならハマるかもしれませんが…“揚げねぎ”だけの味になってしまうほど旨味が伴っていないように感じましたので、お好みに合わせて各種調味料や香辛料で味を調整してみた方が楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「喜楽」監修カップ麺 “焦がしネギ風味 醤油ラーメン” 看板メニュー“中華麺”を再現した香ばしい一杯