人生に悩んでいる人へ。チャーチルの名言「何を得るかではなく…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はウィンストン・チャーチルの名言をご紹介します。ウィンストン・チャーチル(1874~1965年)は第二次世界大戦時のイギリスの首相です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいウィンストン・チャーチルの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。チャーチルの名言「何を得るかではなく…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く」
ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)
求めることは恐怖。与えることだけを考える。
仏教ではこの宇宙のことを「有為の世界」と言うそうなのですね。原因と結果のある世界だと。この宇宙で起こる全ての現象にはその原因がある。地位、名誉、財産、成果を求めて努力する。そこには競争がある、勝ち負けがある、対立がある。「有為の世界」とは「迷いの世界」なのだと。
そして、無為とは「平安の世界」。それは原因も結果もない世界。地位、名誉、財産、成果を求めない。そこには競争もなく、勝ち負けもなく、対立もない。
肉体がこの世界を離れることはできない。有為の世界を離れることはできない。せめて意識だけでもそこを抜け出してみる。無為の世界を生きてみる。
人にプレゼントをあげるとき、迷うときがあるのですね。プレゼントをあげようかどうしようか。
プレゼントをあげてもその見返りが何もなかったら損じゃないかと。その気持ちが頭をよぎるのですよね。
与えることだけを考える
欲望とは求めることですよね。求めることとは恐怖だと思うのですね。
与えることは自分の意志ですよね。自分がやろうと思えばできる。相手の意志は関係ない。
もらうことは相手の意志なのですよね。自分がやろうと思ってもできない。相手次第。
求めることというのは相手の意志に身を委ねることなのだと。それは不安ですよね。恐怖ですよね。
恐怖から解放されたいなら、求めないこと。もらうことは考えない。与えることだけを考える。
求めないこと、それは自分自身を救うことなのだと。
人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はウィンストン・チャーチルの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『ウィンストン・チャーチルの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ウィンストン・チャーチルの名言を23句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「愛があるところに人生がある」
マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)
「人生における最大の栄光は、決して転ばないことにあるのではない。何度転んでも起き上がることにあるのだ」
孔子(古代中国の思想家)
「人生は勇気に比例して、大きくもなれば小さくもなるの」
アナイス・ニン(アメリカの作家)
お読みいただき、ありがとうございました!