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【東京都中央区】「トロ発祥」日本橋の寿司の名店は、おひとり様でも入りやすい温かさが魅力的~「吉野鮨」

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

筆者あこがれの店の1つが、日本橋にある「吉野鮨」。まぐろの「トロ」の部分を、日本で初めて寿司として提供した店として知られています。

1879年創業の老舗とあって、敷居が高いのかと思っていましたが、、、「鮨はここでしか食べない」というグルメな常連さんから、「親切な店だから、一人でも大丈夫」との言葉に背中を押されて行ってまいりました!そして、行って良かった!思い切って、のれんをくぐった自分の勇気を褒めてあげたい!

ぜひ、「本物の江戸の鮨」を多くの人に知って欲しいので、吉野鮨の魅力をご紹介します。

ランチ握りの3300円の品。10貫に細巻き半分付き。
ランチ握りの3300円の品。10貫に細巻き半分付き。

中トロ。これが食べたかった!
中トロ。これが食べたかった!

人気の卵焼きは、シャリを包み込むような独特の形。これが絶品!
人気の卵焼きは、シャリを包み込むような独特の形。これが絶品!

うっすらと下味のついたエビも絶品。
うっすらと下味のついたエビも絶品。

赤だし330円は別料金。
赤だし330円は別料金。

明朗会計

老舗鮨店=高級、価格が分からないという不安はありませんか?吉野鮨は明朗会計。公式サイトにも、店内のメニューにも、きちんと値段が表示されているので安心です。ランチの握りは、2250円、2750円、3300円、3850円の4種類。値段の違いは数の違いで、それぞれ7貫、8貫、10貫、11貫となっています。2750円以上から、中トロが入るとのこと。こうした説明も、忙しいランチタイムにも関わらず、きちんとしてくれました。

伝統の味を知る

今やスーパーやコンビニでも売られている鮨ですが、職人が握る鮨はやはり違います。「口の中で、シャリがほろりと崩れる」という食感を味わえます。市販の鮨は、シャリを固く握りすぎているんだなということが分かります。砂糖を使わない赤酢のみのシャリは、さっぱりとしてネタの旨味が引き立ちます。すでに煮切り醤油が塗られているので、そのままいただくと魚本来が持つ甘みを感じて、「これが本当の鮨の味」なんだなと感じました。ただただ、美味しいです。

人が優しい

吉野鮨の最大の魅力は「居心地の良さ」。それは、のれんをくぐり、店のドアを開けた瞬間に分かりました。おひとり様でも、温かく迎えてくれる空気感に、緊張がほどけていきます。カウンターには、常連さんと思わしき方々がいらっしゃいました。話したい人とは気さくに、静かに味わいたい人にはそっと接客する姿勢に、お客様をよく見ているなぁと感心しました。自分のペースで食べられること、これは吉野鮨の特徴にもなっています。お好みでも、順番などは気にせずに、好きなものを好きなように味わって欲しい、、、5代目の吉野正敏さんがインタビューでよく答えていらっしゃいます。まさにその通りの、客に優しい店です。

職人さんとの会話が楽しいカウンター席
職人さんとの会話が楽しいカウンター席

テーブル席と堀ごたつになっている座敷席。グループ用の部屋もあります。
テーブル席と堀ごたつになっている座敷席。グループ用の部屋もあります。

老舗の風格がありながら、気軽に利用ができる吉野鮨。このような店が日本橋にあることはありがたいです。これからも、末永くお世話になりたい店です。

吉野鮨

住所:東京都中央区日本橋3‐8‐11
電話:03-3274-3001
営業時間:月~金: 11:00~14:00 (L.O. 13:45 )/16:30~21:30 (L.O. 21:00)土: 11:00~14:00

ランチは現金のみ
※ネタがなくなりましたら早めに閉店する場合があります

定休日:日、祝日、金曜日が祝日の場合の土曜日

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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