ハイシーズンや休前日を外せば、1室2名で1万円以下。1人旅ならさらにプライスダウンです。2021年7月にオープンした【ホテルタビノス京都】では、ラウンジのドリンクや朝食のパンも無料。ポップなイラストが描かれたラウンジや客室も、めっちゃユニークです。

≪ポップでユニークな楽しいホテル≫

ホテルがあるのは五条大橋に近い、五条通と河原町通の交差点。京阪線の清水五条駅から徒歩３分で、JR京都駅からは市バスを使って河原町五条バス停下車、すぐ目の前の好立地です！

建物1階にはセブンイレブンが入り、交差点を渡るとスーパー「フレスコ」があるので、買い出しも便利。

フロントは建物の3階です。デスクの横にあるオートチェックイン / チェックアウト機でチェックイン。判らないことがあれば、フロントのスタッフにアドバイスをもらえます。

画面には予約した客室タイプの中からその時選べる部屋の館内図が表示されます。何階のどの部屋がいいか、自分で選べるとっても親切なシステムです。

アメニティはフロントのお隣から必要なものをピックアップ。

ナイトウエア、ヘアブラシ、剃刀、ボディタオル、使い捨てスリッパなどを用意します。

客室階の廊下は、フォトスポット！

京都北山の高山寺に伝わる世界最古のマンガ『鳥獣戯画』をモチーフにしたフォトジェ壁は、人気のフォトスポット。

≪客室のイラストは３タイプ≫

客室は190室で、ダブル、ツイン、トリプルなどを用意。部屋中がイラストになっていて、テーマは日本の伝統文化をイメージした「銭湯」「相撲」「月見」の３タイプです。

１名１室利用でもお値段がリーズナブルなので、一人旅にもオススメ！

今回泊まった部屋は、京都の街に根強く残る「銭湯」がテーマ。窓のシェードは富士山の銭湯絵、ベッドが湯船、床のカーペットが洗い場のイラストです（笑）。

部屋の広さは15平米ほどで、二つのベッドをくっつけた「ハリウッドツイン」タイプの客室。

ベッドの横にはちゃぶ台が置かれ、ベッドの下は荷物置き場になってます。スーツケースを収納すれば、部屋を広く使えます。

いつも迷う枕横のスイッチもイラスト入りで一目瞭然。海外のゲストにもわかりやすく、ユーモア満点で楽しめました。

部屋に冷蔵庫はありませんが、1階にセブンイレブンがあるので、不便は感じませんでした。

客室内のスペースを広くするために、水回りはコンパクト。シャワーブースは独立タイプで、ユニバーサルルーム以外にバスタブはありません。

≪イラストだらけの広いラウンジ≫

ラウンジスペースはイラストがいっぱい。スタッフが選んだ約1,000冊のマンガ本も用意します。

コンセントを備えたテーブルも多く、パソコン利用にも便利です。

テーブルには“日本の遊び”をテーマにしたイラストが描かれ、柱のこいのぼり、コケシやダルマなど、日本の文化をカラフルに紹介します。

河原町通に面したテラスは縁側になっています。冷えたビールが飲みたくなりますね！

珍しい自動手荷物預けシステム「バゲッジキーパー」がチョー便利。

suicaなどのICカードを使い、横幅67cm、縦93cm未満の荷物を預けられます。チェックイン前やアウト後も利用できるので、身軽に観光ができるうれしいサービスです。

ラウンジでは無料のコーヒーや紅茶が用意され、電子レンジ、製氷機など、朝6時30分から24時まで自由に利用できます。

朝6時30分から10時まで、サービス朝食として無料のパンを用意します。

しかも、京都で有名なパン屋さん「進々堂」のパンが2種類。トースターがあるので、温めることもできました。数量限定なので、なくなり次第終了です。食べたい人は、早起きを！