快適すぎる夜行バスはもはや個室!スマホも使い放題、シートは後ろを気にせずリクライニング全開
これはもう小さな個室!快適に眠れる最先端の夜行バスが、 WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)の2023年秋に登場した「DOME(ドーム)」です。
シートは後ろの人を気にすることなく最大までリクライニングできて、プライベート感も満点。深夜にスマホも使えます。今回はそんなバスの快適装備を紹介します。
≪快適に眠るためのバス≫
ウィラーエクスプレスの新型3列シート「DOME(ドーム)」が運行しているのは、東京-名古屋と東京-京都-大阪間。ウィラーエクスプレスおなじみのピンクのバスです。
「ドーム」のシートは1列+2列で、全26席。シートにゆとりがある分、通路が狭く、移動は横歩きになります。
シェル型シートを後方から見ると、その形状が判ります。
安全性を考えた、角がない丸みのある形で、乗客が立ち上がるときは、両手で前の席の取っ手をつかんで身体を引き上げます。
まるでソファーのような高級感に驚きます。2列席は友人などと利用するには使いやすい席です。1人タイプの独立席より500円ほど安い料金設定です。
≪とっても役立つ便利機能≫
シェル型シートは、樹脂製のシェルにシートがすっぽり収まることで、個室にいるようなプライベート感が得られます。
さらにシートを最大までリクライニングしてもシェルの中に納まるので、後ろ人を気にする必要がありません。
「ドーム」に採用された大型カノピー(フード)は想像以上の大きさで、2列席に座っていても隣にいる人の気配を感じずに過ごせます。シートは座席横のボタンを押してリクライニングし、最大130度まで倒せます。
シートから跳ね上がるレッグレストが脚を支えてくれるのでとても楽。
さらに前の座席下にフットレストがあるので、脚を伸ばして眠れます。靴を脱いでリラックスできるとともに、クッションがあるので踵や足首が痛くなることもありません。
夜行バスではスマホ禁止が一般的ですが、カノピーが光を漏れづらい素材に進化し、「ドーム」ではスマホをずっと使えます。
カノピーの内側にスマホホルダーがついていて、縦、横自由な角度に取り付けられます。
ヘッドレストは、上下の位置を調整できます。厚みがあるのでホールド性が高く、首枕を持参する必要がないほど。深くリクライニングするシートと共に、首への負担も軽減されます。
シートの背もたれ・座面・腰は独立したパーツになっていて、部位ごとに厚みや柔らかさが異なり、長く座っていても疲れにくい設計です。
腰のクッションは移動できて、より座り心地よく調整できるほか、取り外しも可能です。
コンセントは肘置きの先端にあるので短いコードでも使いやすいのは嬉しいポイント。ドリンクホルダーは座席の横についているので、カノピーを閉めても使えます。
前の席の背にはフックと網ポケットもついています。
乗車中、急にトイレに行きたくなったり、エアコンが寒すぎる、他のお客さんのマナーが気になるなど、直接言いづらい車内での困りごとを解決してくれるのが「おたすけDM(ダイレクトメール)」。営業所から乗務員に伝えてくれるウィラーエクスプレス独自のサービスです。
≪究極の夜行バス≫
「きつい」「ハード」「体力勝負」。そんなふうに言われてきた夜行バス。それを解決したのが今回紹介したウィラーエクスプレスの「ドーム」です。
これまで夜行バスは何度も使っていますが、後ろの人を気にすることなくシートを最大まで倒せるのは夢のよう。これならぐっすり眠れますね。
「ドーム」は東京-名古屋や、東京-京都-大阪などの路線を運行していて、上位シートのリボーンよりもリーズナブルに利用できます。
夜行バスでも快適に!またひとつ、旅の手段が増えました。
WILLER EXPRESS「DOME(ドーム)」
基本料金:東京-名古屋 独立席1人7,400円から、2列席1人6,900円から ※価格は時期や曜日によって異なります
詳細はこちらをご覧ください 公式ホームページ(外部リンク)
取材協力:WILLER EXPRESS