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【動画速報】渡邊雄太がプレシーズンのホークス戦で『NBAデビュー』を飾るもNBAの洗礼を受ける

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
ホークス戦でプラムリー(18番)にダンクを許した渡邊雄太(12番)(三尾圭撮影)

 NBAメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太が、10月5日に行われたアトランタ・ホークスとのプレシーズン戦に出場。

 29点差の大量リードを奪った4Q残り7分20秒でコートに出てきた渡邊は、いきなりNBAの洗礼を浴びた。

 NBAのプレシーズン戦で日本人選手がプレーするのは、田臥勇太以来で渡邊が2人目。コートに出てきた渡邊は、211センチ、111キロのマイルス・プラムリーに頭上から豪快なダンクを叩き込まれて、『NBAの洗礼』を受けた。

 試合後のロッカールームでもチームメートから洗礼を受けたことをからかわられた渡邊は、「次は仕返しをしてみせる」とチームメートに約束。

 ヘルプに行くのが一瞬遅かったためにダンクの餌食となり、「ヘルプをもう一歩早く出ないといけなかった」と反省。「NBAを見せつけられた」と自らが立つのが世界最高峰のコートだという事実を再認識させられたようだ。

 攻撃面でも2本のスリーポイントシュートを放ったが、2本ともに外して無得点。

 「シュートセレクション自体は良かったと思うので、あとはあれが入るか、入らないかだと思う。今日は2本とも外してしまいましたが、明日またチャンスをもらったらビビらずにシュートを打って、しっかり決めていきます」とリベンジを誓った。

 NBAのプレシーズン・デビュー戦はホロ苦いものとなったが、NBA選手としての挑戦は始まったばかり。思うようなプレーはできなかったが、課題が明らかになり、収穫の多い試合だった。大学時代もミスから学んで、成長を続けてきた渡邊は、NBAでも課題を1つ1つクリアして活躍の場を広げてくれるはずだ。

 グリズリーズは6日(日本時間7日)にホームにインディアナ・ペイサーズを迎えてプレシーズン3戦目を戦う。

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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