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函館屈指の人気店がカップ麺に登場?「地域の名店 函館麺や一文字鶏だし塩ラーメン」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

地域の名店 函館麺や一文字鶏だし塩ラーメン」を食べてみました。(2023年11月14日発売・明星食品)

この商品は、函館市湯川町に本店を置く人気ラーメン店“函館麺や 一文字(いちもんじ)”の看板メニュー“塩らーめん”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、鶏の旨味をベースに昆布の出汁を合わせ、あっさりとした中にもコクのある塩スープに仕上げ、食感滑らかな丸刃のノンフライ中太麺が絶妙にマッチした深みのある一杯、“地域の名店 函館麺や一文字鶏だし塩ラーメン”となっております。

では、今回の“地域の名店 函館麺や一文字鶏だし塩ラーメン”がどれほど鶏の旨味に昆布の出汁を利かせた清湯系でコク深い仕上がりとなっているのか?豚の旨味や香味野菜を利かせた繊細な味わい、丸刃の中太仕様によるすすり心地抜群なノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(104g)当たり390kcal。
食塩相当量は6.8gです。

次に原材料を見てみると、鶏の旨味をベースに昆布の出汁を合わせ、他にも豚の旨味や香味野菜が加わったことであっさりとした塩スープにも関わらず深みのあるコクをプラス、キリッとした“かえし(塩ダレ)”とバランス良く融合したことで、最後まで飽きの来ないすっきりとした口当たりとじんわりと染みる味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、あとのせかやく、液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに液体スープと粉末スープを加えてよく混ぜ、最後に“あとのせかやく”を加えたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、あっさりとした塩スープにほどよいコクを引き立てるちょうど良い油分・旨味などの脂が表面に広がっていき、物足りなさを感じさせない味わいが楽しめる喉越しの良い一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、加水率が高めなもっちりとした弾力があり、ほどよいコシを兼ね備えたことで実店舗さながらの食感をノンフライで表現、密度感の高いずしっとした仕様となっており、鶏や昆布の旨味を丁寧に利かせたコク深くも後味すっきりとした塩スープがよく絡み、臭みのない鶏や豚の旨味、染み渡る昆布の出汁などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る出汁の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらのチャーシュー以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にチャーシューは…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、鶏の旨味をベースに昆布の出汁を利かせ、他にも豚や香味野菜を合わせたことであっさりとした塩スープとは若干異なり、思いのほか深みのあるコクが喉越し良く感じられ、キリッとした“かえし(塩ダレ)”が加わったことによってちょうど良いメリハリをプラス、見た目とは裏腹にまろやかなテイストとなっています。

ということで今回“地域の名店 函館麺や一文字鶏だし塩ラーメン”を食べてみて、鶏の旨味に昆布の出汁を利かせたコク深い塩スープに仕上がり、他にも豚や香味野菜を加えたことによって喉越しの良い厚みや繊細さが際立ち、昔ながらのあっさりとした函館ラーメンとはひと味違った進化系のテイストとなっていました。

また、コクがあるとは言え、やはり塩スープらしい後味の良さが印象的で、鶏や豚など動物系の旨味を活かしているにも関わらず脂っこさのない上質な脂がバランス良く馴染み、シンプルながらも物足りなさを感じさせないフレーバーとなっていたため、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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