現役教師が「優しいな」と思う子の言動5選
先日、本当に心温まる場面に出会いました。休み時間、転んで泣いている1年生に、6年生のHくんが寄り添っていたんです。「大丈夫?痛くない?保健室に行こうか」と優しく声をかけ、そっと手を差し伸べる姿。その光景を見て、思わずじーんとしてしまいました。
皆さん、周りにこんな子いませんか? さりげなく、でも確実に人の気持ちに寄り添える子。そんな「教師が「優しいな」と思う子の言動」について、気になりませんか?
今日は、教師の目から見て「優しいな」と感じる子どもたちの言動について、私の経験を交えながら解説します。これを知ることで、子どもたちの素晴らしさに気づくきっかけになればいいなと思います。
現役教師が「優しいな」と思う子の言動5選
1. 困っている人に自然と声をかける
周りの人の様子をよく見て、助けが必要な人に声をかけます。例えば、荷物を持てずに困っている友達に「手伝おうか?」と声をかける子がいるんです。その気遣いに、こちらまで温かい気持ちになります。
2. 相手の気持ちを考えて行動する
自分の行動が相手にどう影響するか、よく考えて行動します。給食の時間、苦手な食べ物がある子に「がんばって食べられたね」とそっと声をかける子がいるんです。その繊細な気遣いに、「なんて優しいんだろう」と感心させられます。
3. 自分より他人を優先する
自分の欲求を抑えて、他の人を先に考えることができます。遠足のおやつを分け合う時、「私はこれでいいから、○○ちゃんにあげて」と言う子がいるんです。その無私の精神に、胸が熱くなりますね。
4. 素直に感謝の気持ちを表現する
人の親切に対して、素直に「ありがとう」と言えます。掃除の時間に、「先生、いつもありがとうございます」と言ってくれる子がいるんです。その素直な気持ちに、こちらも「ありがとう」と言いたくなります。
5. 弱い立場の人を守ろうとする
いじめや不公平な扱いを見過ごさず、声を上げます。クラスで孤立しがちな子に「一緒に遊ぼう」と声をかける子がいるんです。その勇気ある行動に、「本当に立派だな」と感動させられます。
まとめ
教師が「優しいな」と思う子の言動として、困っている人への声かけ、相手の気持ちを考えた行動、他人優先の姿勢、素直な感謝の表現、そして弱い立場の人を守る姿勢について解説しました。
これらの言動を見ると、本当に心が温かくなります。でも、ここで一つ大切なことを覚えておいてください。こういった優しさは、決して特別なものではないんです。誰もが持っている、人としての素晴らしさなんですね。
ちょこっとアドバイス
大切なのは、子どもたちの優しい行動を見逃さず、しっかりと認めること。そして、その行動がどれだけ素晴らしいか、具体的に伝えていくことです。「さっきの行動、とても優しかったよ。きっと相手の子も嬉しかったと思う」といった言葉かけが、子どもたちの優しさをさらに育てていくんです。
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