日本国内は、2月上旬ごろから5月中旬にかけて桜の開花シーズンに。中でも“早咲きの桜”を見られる町として有名な静岡県河津町には、桜の開花シーズンが近づいてくると、国内外から多くの花見客が訪れます。この日訪れた「ティーラウンジ フローラ」さんは、河津町の今井浜海岸に隣接するリゾートホテル内にあるカフェ。海を臨める最高のロケーションを楽しみながら、ホテル自慢のスイーツを楽しんできました。

「ティーラウンジ フローラ」ってどんなところ？

「ティーラウンジ フローラ」さんは、伊豆急行今井浜海岸駅から徒歩3分ほどのところにある伊豆今井浜東急ホテル内にあります。1階の海側にあるこのカフェは、宿泊者以外も利用することが可能。どこかエキゾチックな雰囲気を感じるカフェスペースには、大きくひらけた窓から自然光が差し込みとても明るく居心地の良いスペースとなっています。

カフェの隣にはバーがあり、水が張られたプールがユニークな存在感のあるカウンターが配置されています。訪問時バーは休業していましたが、営業時でも日中はカフェスペースとしてこのカウンターを利用することができるようです。

四季折々の美しさを楽しめるテラス席

南国リゾート風の店内も素敵だったのですが、筆者がおすすめしたいのは屋外のテラス席！今井浜海岸を間近に臨める抜群のロケーションは、室内から海を眺めるよりもたっぷりと自然の魅力を感じることができ、潮騒を聞きながら充実のティータイムを楽しめます。庭の花壇には色とりどりの花が咲き、夏場はプールで遊ぶ人たちの様子を眺めることができますよ♪

伊豆の美味しいものをたっぷりと使った名物スイーツ

「ティーラウンジ フローラ」さんで提供されるスイーツは、ホテルカフェならではの贅沢感と地元素材の美味しさをたっぷりと感じられるものばかり。

看板商品の「今井浜 アリィパンケーキ」は、ホテルメイドのリコッタチーズを使った味わい深いパンケーキ。“アリィ（ハワイ語で「王様」の意味）”の名を冠した名物パンケーキを彩るのは、”高くそびえ立つホイップクリームのタワーと贅沢に盛り付けられたフルーツ。トッピングがたっぷりなのでパンケーキが小ぶりに見えますが、実際は女性2～3人でシェアしてちょうどいいくらいの量なのです。

この日はブルーベリー、いちご、フランボワーズが盛り付けられていました。トッピングのフルーツは季節によって変わるので、再訪したときにまた違う美味しさを楽しめるかもしれません。

伊豆の味覚をたっぷりと楽しみたいのなら「ぷでぃんぐ ど かわづ」もおすすめです。特濃伊豆モーモーみるく、静岡県産卵の黄身、マダガスカル産バニラを使ったプリンは、おしゃれなガラスの器に入った上品なひと品。

プリンの食感はやや固め。しかし口の中に入れると、その舌触りはとてもなめらか。見た目以上にしっかりと食べごたえがあり、ミルクと卵の美味しさを強く感じるその味わいはとても濃厚です。

プリンのトッピングは、カラメル、伊豆産季節のフルーツソース、河津産「満月の塩」の3種類をお好みで。「満月の塩」は、その名の通り、満月の日に採取した海水を使った天然塩。通常の塩よりもミネラル分が多く、深みのある味わいが特徴です。筆者は3種類のトッピングの中で、この「満月の塩」がもっとも好みでした。濃厚なプリンの甘さを塩が引き締めてくれるので、素材本来の甘味、うま味をよりしっかりと感じることができます。

スイーツのお供にぴったりなドリンクのラインアップも豊富な「ティーラウンジ フローラ」さん。まもなく訪れる桜の季節に思いを馳せて、この日のチョイスは「サクラ・サクラティー」に。ふわりと桜が香るフレーバーティーをポットでたっぷりと堪能することができます。リゾート気分が高まる涼しげなアイスティーとして飲むことも可能なので、テラスに差し込む陽の光にグラスを透かして贅沢なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか？

「ティーラウンジ フローラ」の詳細情報

今井浜海岸直結！海を見ながら優雅なティータイムを

ティータイムのあとは海沿いを散歩してみては？テラスの先の庭を横切ると、そのままビーチへ行くことができます。海水浴シーズンには多くの人で賑わいを見せる今井浜海岸。寄せては返す波を眺めていると、自然と気持ちがリラックスし、心が洗われるような気持になります。そんな、自然いっぱいの魅力あふれるホテルカフェ「ティーラウンジ フローラ」さんで、みなさんも有意義なティータイムを楽しんでくださいね！