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ズボラ必見!カビ、ヌメリから解放!簡単にできる浴室の工夫は、いいことだらけだった。

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

私は小中高の4人の子どもと夫と、いつもキレイじゃないけど、何かあればすぐ片づく家に生息し、だれかのマネではなく、自分で暮らしの正解を選べる人を増やす活動をしています。

私は、几帳面ではなく自他共に認めるめんどうくさがり屋。

几帳面だからこまめに動くのではなく、自分が楽をしたいために動いています。

そんな、私がめんどうなのは浴室の掃除。

家族が6人いると、お風呂は換気しても換気しても、常にジメジメ状態。とにかくカビが生えやすい!!

そこでそんな私が最近、楽をするために浴室の中で撤去したモノを紹介します。

その1、備え付けの棚

浴室の鏡のそばに備え付けられた小さな棚。

シャンプーなどの置き場になるのですが、その棚板に、カビが生えたり、水垢が付いたりして、それを取るのがずっとめんどうだったので、掃除のついでに外してみました。

今は実験的に外したままですが、特に問題はなさそうです。

ただ、そのまま直置きするシャンプーボトルなどの底がぬるぬるになるのが気になるところ。

以前は、便利グッズを使い、シャンプーなどのボトルをタオルバーに引っ掛けていたことがありました。

しかし、家族が下に置いたままにし、元に戻してくれないので、だったら下に置いたままのほうが楽だろうと考えました。

もし、ボトルの底のカビなどが気になるようであれば、底の部分もメッシュのかごに入れ、家族のお風呂が終われば、浴室から、カゴごと出して、洗面所に置き乾燥させるとよいでしょう。

お風呂セットみたいな感じですね。

お風呂用の子どもおもちゃの収納も同じ。

便利なおふろおもちゃ収納グッズもありますが、浴室に置きっぱなしにすることで、カビの生える確率は確実に上がります。

子どもが手にするおもちゃには、カビ取り剤はあまり使いたくありません。

だから、発生したカビを取る作業をしないで済むために、浴室に置かず、底がメッシュになったかごなどに収納し、洗面所へ移動したりするとよいでしょう。

その2、排水溝のふた

そして、カビとりについで私が嫌いなのは、排水溝のごみ取りや、ヌメヌメの掃除。

排水溝は、これまではふたで隠れていたので、汚れや溜まったゴミは、見えない状態で、水の流れが悪くなるなど、明らかな不具合が出ないと、掃除をしていませんでしたが、

排水溝のふたを撤去したことで、溜まった髪の毛などのごみがすぐに目につくため、毎日取り除くようになったのです。

以前は、溜まった髪の毛に、ヌメヌメが絡んで掃除をするのも嫌になっていました、2週間たった今も、毎日髪の毛などのごみを取り除くので、ヌメヌメ汚れが発生していません。

年末には、水垢取りをするだけでよさそうです。

ちょっとした工夫で、「めんどう」から解放されるかも

めんどうなことを先延ばしにし、どうにかしないといけない状況になったときに、そこでやっと気合を入れてするというのは、悪いことではありませんが、時間がかかることも多く、手間もかかります。

今回私は、水垢やカビが付く棚を撤去し、掃除の手間を省いたり、排水溝のふたを撤去し、溜まった髪の毛などがすぐ見え、ふたを外さずに楽に掃除ができる状況を作りました。

私は、キッチンでは、三角コーナーを撤去し、三角コーナーのカビやヌメヌメ汚れを掃除する手間をカットしましたが、排水溝の蓋を撤去している人もいるようです。

ちょっとの工夫で、自分がこまめに動くかっけになったりめんどうなことをしなくてよくなることは、ほかにも身の周りにあるのではないでしょうか。

ずぼらは、効率的な行動を生み出す最大の原動力

ずぼらという言葉は、一昔前は、だらしない人、怠け者など良いイメージがありませんでした。

しかし、私は、何事もめんどうだと考えるずぼらの思考は、時には効率の良い方法を生み出す原動力にもなると考えています。

「めんどうくさい」と思って本当に何もしないのか、それとも、どうしたらめんどうなことをしないですむか、楽にできるかを考えるかは、その人の自由です。

だけど、しないでよい方法はないか?もっと楽にできないか?ということを考えるのは、決して手抜きではなく、限られた時間を有効に使うための良い方法だと私は思っています。

SNSで見る、いつもキレイな家を見ては「私はめんどうくさがりだから、ずぼらだから無理だわ」と思うとそれまで。めんどうくさいから楽にできる方法を探し、実践することで、家が家が片づくことは実は大いにあるのです。

めんどうくさがりなずぼらな人におススメだけど、まったくズボラに見えないキッチンの工夫は、こちらをご覧になってください。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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