【長野市】土・日・月曜だけ現れる曜日限定のコーヒー屋さん「米村珈琲」は篠ノ井駅前にあります
篠ノ井駅前は小さいながらも個性豊かなお店がいくつもあって、それを発見するのも街歩きの楽しみの一つです。
今日ご紹介する「米村珈琲」は、篠ノ井の方から教えていただいて知ってはいたものの、これまで土日だけの営業だったので、なかなか訪れることができずにいました。
1月30日から月曜営業を始められることを知り、この機会に早速お邪魔してきました!
以前にご紹介した「銘菓のマツキ」(【関連記事】欄をご参照ください)のすぐ近く、篠ノ井の駅前通り沿いにあります。
お店の裏手に駐車場もあるので、車での来店も便利です。
割烹の「まちの円居食の団欒 丸十」の空き部屋だった一室を借りる形でオープンされている米村珈琲。
店主の米村さんによるInstagramの写真がとにもかくにもおしゃれでして、ずっと見る専門のファンでしたが、やっと来店できて感無量です!
篠ノ井駅前にこんなにくつろげるおしゃれ空間があるなんて、うれしくなってしまいます。
テーブルやいすなど、すべてのものが歴史を重ねて味わいの深いこの空間の演出の大事な要素になっています。
大きな窓からは外の様子がよく見えます。米村さんも「雪が舞ってきましたね」と寒そうな外に目をやっていました。
この建物は今の丸十さんになる前、今から10年以上前は「丸十温泉」という銭湯だったのだそう。篠ノ井の方にはなじみ深い銭湯だったのだろうなぁ…
入浴料金が、今の物価からするとびっくりするような金額です。(35円って…)
メニューはシンプルです。今回は初めてなので、ブレンド珈琲とプレーンのスコーンを注文しました。
コーヒーカップはシンプルながら厚みがあって使いやすいカップ。コーヒーはブラジル産とエチオピア産のブレンドだそうで、香りが良くてくせがなくてすーっと飲みやすい味。毎日飲みたいと思う、飽きの来ない味です。
スコーンは長野県産小麦を使用しているそうで、こちらもシンプルです。添えられたホイップクリームは甘みが抑えられていて、軽くて、こちらも日常的に食べたい味。
寡黙だけど、声を掛けると気さくに応えてくださる、心地よい空間をつくる店主さんのお人柄が表れている気がしました。
小さなお店ですがさりげないこだわりが随所にある米村珈琲。月曜の営業はスタートしたばかりなので、私のように初めての場所はどきどきしてしまう人見知りな方は、月曜に行ってみるといいかもしれません!
オリジナルブレンドのドリップバックも販売していたので、自宅で楽しめるように、今度はこちらも購入したいと思います。
【店舗情報】
米村珈琲 公式Instagram
住所:長野市篠ノ井布施高田845−1
営業日:土・日・月曜日
営業時間:9時~16時
*記事の内容は取材当時のものです。