【発達障害】ADHDの人が時々ボーッとしているように見える訳【保育士ママが漫画でわかりやすく解説】
こんにちは。発達と育児のお悩みサポーター『夢カナエ』です。
わたしは保育士・幼稚園教諭と介護福祉士の資格を持つ、神経発達症(発達障害)の子の親でもあります。
今日は、ADHD(注意欠如多動症)の人が、時々ボーッとしているように見える理由を、漫画で解説します。
ADHDの診断を受けた女子高生、Aさんのケースから紹介します。
↑YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。
Bさん 「きのうの夜、家族でお寿司を食べに行ったんだけどね・・・」
Aさん 「お寿司かぁ、マグロもエビもおいしいよねー」
ここで、脳内連想ゲームがスタートします。
Aさんの心の声
「お寿司といったら魚がおいしいな。魚と言ったら水族館で沢山見ることができるな」
「水族館と言ったら海にも行きたいな」
「海といったら小さい頃によく行ったな」
Aさんが、いつものようにボーッとし始めたのを見て、Bさんは気がつきました。
「わたしの話聞いてないし・・・。自分の世界に入っちゃってるな・・・」
Aさんは友達とのおしゃべりが大好きです。
しかし、途中から、つい頭の中で連想ゲームを始めてしまいます。
友達の話はそっちのけで、脳内連想ゲームが進行中のAさんに・・・
Bさん 「おーい!もどってこーい!」
Aさん 「はっ!!」
Bさんは、慣れた様子でAさんを現実に引き戻すのでした。
Aさん 「ごめんね!小さな頃に家族で行った海水浴のことを思い出しちゃった」
Bさん 「大丈夫だよ!気にしないで」
ADHDの人にとって、理解してくれる友達がそばにいてくれることが、大きな支えになります。