【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part93:お酒を飲む前に酔い止め薬 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみくださいね~♪
さてさて、これまでにお届けしたシリーズは、もう読んでいただけたでしょうか?
まだ読んだことがないという方は、ぜひ、この機会に読んでいただけると嬉しいです^^
さあ!それでは、今回の不思議をさっそく見ていきましょうね~!
今回は、こんな不思議を紹介しますよ~^^
「韓国の銭湯でよく見るタオルのかぶり方って?」
皆さん「チムジルバン」ってご存知ですか?
韓国にある温浴施設で、いわゆる日本でいう銭湯ですね!
韓国ドラマ通な方ならわかるかと思いますが、韓国ドラマを見ていて「チムジルバン」のシーンが出てくることって結構あるんですよね。
そのシーンで女優さんや俳優さんが、何やら頭に羊のような形のタオルらしきものを乗せている光景を、1度は見たことがあるかもしれません。
「このタオルの巻き方、一体何なの?」と気になる方も多いのではないかと思います。
これは「ヤンモリ/양머리(羊巻き)」というタオルの巻き方で、韓国ではかなりポピュラーなものなんです。
実際にチムジルバンに行くと、やっている方をたくさん見ることが出来ます。
タオルの巻き方が羊の頭のように見えることから「羊頭」という意味の「ヤンモリ(양머리)」と呼ばれているんですよ!
確かに、頭の両側(側頭部)に1つずつある丸い部分が、羊の耳に見えて可愛いですよね!
なぜこの「ヤンモリ」という巻き方が韓国で定着したのかというと、あるドラマで実際にこの巻き方をしたことが始まりだったんです。
そのドラマとは 「私の名前はキム・サムスン」。韓国の知る人ぞ知る大ヒットドラマです。
この作品で主人公「キム・サムスン」を演じたキム・ソナさんがなんと作品内で「ヤンモリ」をしたんですね。
やがてこのドラマが韓国で大ヒットし国民みんなに愛されたことで、「ヤンモリ」を真似する方が続出!
そこから大流行した「ヤンモリ」は、今ではチムジルバンと言えばヤンモリと言っていいほどすっかり定番になりました。
皆さんもチムジルバンに行ったら、「ヤンモリ」をして、心ゆくまで韓国式銭湯を楽しんでくださいね!
「韓国ではお酒を飲む前に酔い止め薬を飲む?!」
韓国といえばお酒文化!と言ってもいいほど、韓国はお酒の存在が大きな国ですよね。
相手と親睦を深めるためにお酒を飲む習慣がある韓国は、飲酒量も比較的日本より多めです。
新学期の風物詩である「MT」と呼ばれる大学の新入生歓迎会では、お酒を大量に飲むことで有名です。
「MT」の様子はドラマ「賢い医師生活」や「私のIDはカンナム美人」などに出てきますので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。
また、韓国に行くと平日の昼間からお酒を酌み交わしている方々がいて、「明日の仕事は大丈夫なのかな?」と心配になるほどの豪快な飲みっぷりをしている方も見られます。
毎日お酒を飲むことが珍しくない韓国ではこれが当たり前の風景だったりします。
しかし韓国の方がいくらお酒が強いとはいえ、毎日飲めば二日酔いには当然悩まされます。そこで欠かせないのが二日酔い防止アイテムです!
韓国には様々な二日酔い防止アイテムが展開されており、薬のように水で飲むタイプのものから日本にもあるドリンクタイプのもの、更にはグミなどのお菓子タイプのものまで幅広いジャンルの商品が揃っています。
韓国ドラマでも、飲み会の前にみんなで二日酔い防止のために特定の商品を飲むシーンがあったりしますよね。
これはPPL「Product placement」と言い、映画やドラマなどの作品中に広告主の商品やサービスを登場させる間接広告なんですが、二日酔い防止アイテムは化粧品やスキンケアアイテムに続いてよく出てくる定番商品ですよ。
韓国の日常生活と二日酔い防止アイテムの浸透率が高いことが伺えますね。
皆さんも二日酔い防止アイテムを使ってセーブしながら、美味しく韓国酒を味わってみてはいかがでしょうか?
「韓国ドラマで一躍有名に!韓国の愛すべき鬼トッケビ」
皆さん、韓国で国民的大ヒットを記録したドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々」をご存じでしょうか。
コン・ユさん演じる「トッケビ」とキム・ゴウンさん演じる「チ・ウンタク」のファンタジーロマンスですよね。
日本でも大人気の名作中の名作ですが、作品の題名にもある「トッケビ」とは韓国のどんな存在か、皆さんはちゃんとご存知でしょうか?
トッケビとは実は韓国の「鬼」のような存在です。
「そんな!コンユオッパが鬼ですって!」という声が多方面から飛んできそうですが、御安心ください。
日本の鬼という存在と、韓国のトッケビの存在は、全くイメージが違います。
日本の鬼というと桃太郎の悪役で悪さばかりする金棒を持った怖い存在ですよね。
韓国版の鬼である「トッケビ」は、なんと良い人々には幸福や富を、悪さをする人には不幸を与える妖怪や精霊のような存在なんです。
怖いというイメージはなく、正義の味方というイメージが強いんですね。
ドラマの中でも人助けをしたり、悪行をはたらく者に制裁をしたりしていたトッケビは実際のトッケビのイメージと同じというわけです。
またドラマ内の設定も伝承されてきたトッケビの特徴にしっかり沿って作られており、「赤いものが嫌い」「嫉妬深い」「特殊能力を持つ」などなど、探せばたくさん共通点が!
韓国ドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々」をこれから見る人も、またもうファンの方も、トッケビの元ネタを知ってみるとまた違った楽しみ方ができるのではないでしょうか?
いかがでしたか?
韓国文化の面白さがふんだんに散りばめられている韓国ドラマ。
ぜひ皆さんも韓国文化に注目してドラマを更に楽しんでくださいね。
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