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【河内長野市】ダイトレを行者杉から紀見峠を経て天見駅まで。河内長野のいちばん端を歩いてみました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

5月5日に地元石見川の人が昔から行っている行者祭を見学するために行者杉を登ってきました。そのまま帰っても良かったのですが、行者杉はダイヤモンドトレール(以下、ダイトレ)のルート沿いにあるスポットです。

せっかくダイトレ沿いに来ているのなら、いまだ歩いていないルートを歩いてみようと考えた私は、ダイトレから河内長野市内の東南部の縁をなぞりながら歩き、南海天見駅の近くにある紀見峠まで歩いてみることにしました。

大体こんなルートを歩きました。ほとんどが河内長野と橋本の県境をなぞるような行程です。

行者杉からは、道が二手に分かれています。ダイトレは左側の道です。

道なりに歩きます。ダイトレの道はしっかりしているので歩きやすいです。

そして時折道しるべと休憩所があるので、自分のペースでゆっくり歩けるのが良いですね。

道なりに歩いていきます。登りや下りが続きますが、特に大きな差は感じられません。

石でできた標識があります。

細かい誤差はあると思いますが、基本的に右側が河内長野で、左側が橋本です。

途中、きれいな花が咲いていました。ヤマツツジです。

交差点のようなところに出てきました。

杉尾峠です。石見川口から明王寺へむかう道と交差していました。ちなみに明王寺方面には、下から登ると635段の階段の上にある不動山の巨石があります。

このようなわかりやすい標識があるので安心です。石見川方面に降りていくと鳥地獄の近くに行けるようです。

ちなみに石見川方面の道です。ダイトレ以外はあまり状態の良い道が少ないですね。

先を急ぎましょう。

道なりに歩いていきます。ダイトレは、非常に快適なルートです。

ここは人工的に道をつくったかのようなルートで、左右とも谷になっています。

小さな道しるべのようなものがあります。

次は西ノ行者の文字が見えてきました。行者杉が東ノ行者と呼ばれているのに対して西側にあるからのようです。

緑の中を先に歩いていきます。

紀見峠まであと3.6キロメートル地点です。

木にピンク色のテープがついています。テープの理由は、道しるべのほかいろんな意味があるそうで、一概には言えないそうです。

次に到着したのはタンボ山です。標高763メートルとの事ですが、本当の山頂は少し離れたところにあり、ここから登ったところに三角点があるとのこと。ちなみに名前の由来を調べましたが出てきません。田んぼがあったのではという情報もありますが真実は?

木の隙間から何か見えます。

十字峠に向かう道がありました。そのままいけば府庁山とか千早口駅方面に行けるルートですね。

十字峠方面です。

少し開けたところにでてきました。橋本側です。

さらに歩いていくと、

西ノ行者堂です。標高733メートルあります。

緑に囲まれた中を歩きます。この日は下界は夏日を越えて暑かったようですが、標高700メートルあるこの辺りはとても過ごしやすかったです。

天見駅に行ける道のようですが、今回はそのままダイトレ沿いを歩きます。

西の行者堂を過ぎてから急に降っていくというのは、事前情報で知っていました。

それがこちらの階段です。

途中、木が不思議な形をしていて何かの巣かなと思いましたが、調べると「こぶ病」という木の病気とのこと。

この標識だとちょうど中間点ですが、どう見ても違和感があります。スマホで地図を見ても、ずいぶん紀見峠に近づいているはずなんですが。

本格的な下りがスタートしました。

途中で登ってくる人と遭遇しましたが、相当くたびれた様子でした。

降りだからまだましだと思って降りていきますが、やはり膝への影響はありました。

階段が終わったところで振り返りました、後が土の壁のようになっていて一気に下ったことがわかります。

ルートがわかりにくいところに道しるべがあるので、助かりました。

途中で川に遭遇しましたが水は流れていませんでした。ただパイプのようなものがあるので、そこに水が流れているのかもしれません。

ここからはコンクリートの道になりました。非常に歩きやすいです。

後で知りましたが、これは林道のようです。

道から上を見る雰囲気、森林浴をしながら歩いていきます。

ここで、右側に小さな道がありますが、ダイトレはこの道だというのです。

このようにはっきりと書かれた以上、その方向に行くしかありません。

ダイトレの道は細いですが、ここもコンクリートで舗装されていて歩きやすいです。

しばらく歩くと、開かれた場所に出てきました。

標高450メートルの山ノ神です。ここまでくると紀見峠まであと一息です。

ただ山ノ神の先は大回りしている林道と合流し、もうひとつ左側に細い道がありました。道しるべを見る限り、画像の上方向に向かっている舗装された道のようだったので、今度はその方向に行きます。

水が流れている川の横を歩いていきます。

森の中を一本道が続いています。

そのまま道なりに歩きます。

ダイトレも兼ねた道の正体が書いてあります。林道ヤリミズ線という名前とのこと。

そのまま歩くと、広い道との合流地点に出てきました。

トイレがあります。紀見峠越えの旧国道です。

今歩いてきた道です。無事に到着し、我慢していたトイレに駆け込みました。

そのまま天見駅に向かってもよいのですが、せっかくなので紀見峠まで寄り道しました。ここはダイトレが岩湧山方面に向かって続いている道です。

さらに先に向かっていく人がいましたが、私にはそこまでの気力がなくここで止めておくことに。

もう少し歩くと紀見峠です。こうして行者杉から紀見峠まで無事に歩いてこれました。標高は400メートル地点です。

ということで、旧国道を天見駅に向かって降りていきます。

途中で野生のミツバチの巣箱のようなものがありました。

国道まで降りてきました。来月2日には新紀見トンネルこと「天見紀見トンネル」が開通するそうなので、この道の車の通行量も減って静かになるのでしょう。

こうして行者杉から河内長野の縁を歩き、休憩を挟みながら3時間30分の行程を無事に終えました。下界は暑いですが、山の上はまだまだ過ごしやすいです。一部を除いてそれほどの勾配もないので、体を動かす森林浴には最適なハイキングコースでした。

行者杉から紀見峠(ダイヤモンドトレール)

住所:大阪府河内長野市石見川・天見県境

アクセス:南海天見駅からダイトレ入り口まで徒歩1時間弱

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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